社会人の価値は何で決まると思う?

2020/06/05 晴れ

仕事時間(朝) 2時間
動画解説 プリント準備 課題の整理
指導人数 3人
メモ数 1

仕事をするようになって、社会人の価値を決めるものは何なのかが知りたかった。

例えば、学生であれば、学力。学力が高ければ、学生としての価値は高い。陸上であれば、記録、速さ。

もちろん他にもたくさん価値になる要素はあるけど、幹となる価値は、そういったものだった。それらは可視化され、競い合っていた。

しかし、社会人になってからは、脚が速かろうと、頭が良かろうと、価値が高いというわけではない。頭が良ければ価値が高いなら、学歴順で年収も決まるはず。

しかし、実際はそうではない。頭が良くなくてもすごい年収の人もいるし、スポーツは凄かったけど社会人としてはイマイチ…ということもよくある。

つまり、学生時代に高めた価値がそのまま社会でも価値を持つわけではない。

では、何が社会人としての価値を決めるのか?何を伸ばせばいいのか?努力の方向性を決めないと気が済まない性分だから、ここ最近、というか大人になってからモヤモヤし続けていた。

そして、1つ仮説が見つかった。

どれだけ人間(相手)を理解しているか?

これが社会人としての価値を決めるのだと思う。相手は何を考えていて、どんな苦痛から逃げたくて、どんな快楽を得たいのか。

それを見抜き、自分の提供できる方法で相手の欲する結果を届ける。

つまり、どれだけ相手の気持ちに同化できるか、理解できるか、感情移入できるかが、大人としての価値を決めるということ。

これは数値化しにくいものだから、学生時代のように自分の価値を可視化することは難しい。しかし、この能力が高ければ、結果として多くの価値を人に提供できるから、年収も高くなるのではないか。

つまり、年収が高い人というのは、頭が良かったり、ビジネススキルが高いということもあるだろうけど、普遍的に、人間に対する理解力が高いのではないだろうか。

理解力は、知識ではない。つまり、DaiGoみたいに、「相手が唇を噛んだらこういう感情」みたいな知識をたくさん集めても意味はない。

一定の理解には役立つだろうけど、人間の理解に、公式はないと思う。

ロボットではない目の前の人間の仕草、表情、言動、全てから相手の考え、感情、癖を感じ取る。感じ取って理解して、そして相手の欲を満たす。

これさえできれば、社会人としての価値は飛躍的に高まるのではないか。頭が良さや、ビジネススキルは、二の次だと思う。

頭の良さ等は、相手に届ける価値を大きくするのには役立つ。しかし、そもそも相手の欲しているものを理解できなければ、使えない。相手にとっての価値を見抜くことが、何よりも重要だと、思う。

そして自分は、その能力は高いかというと、まだまだ低いと思う。ビジネススキルや学力に努力が偏重していたと思う。

塾は、人間を理解する能力を高めるのにとっても良いと思う。

毎日やって来る子どもたち一人一人のことを本気で理解する。本気で理解して、相手の不安を見抜く。考えられる最適な解決策を提示し、解決に導く。

ここに最も時間と労力をかけるべきだと自然と思えた。

振り返ると、そういうフレーズは至るところで聞いてきたし読んできた。しかし、そういった大切な結論は、自分で行き着くことが大切。

本を読んで頭でっかちになっても意味はない。知識と経験、両方揃って初めて自分の中に根付く。

今日、これを窓際で掘ってるときに、そういう仮説が浮かんできた。

手作業って、思考の整理に効果的だね。

ちなみに作りながら太陽に当たりすぎたせいで、その後気分悪くなって寝込みました。(笑)

以上🖐️

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