マレーシアでの街頭調査に苦戦した18歳の夏
私は大学1年生の夏季休暇にマレーシアのペナン島に10日間滞在した。
私はペナン島の住民の居住スペースが観光地になっている状況に興味を持った。
そこで、そのような観光地のあり方が住民にどのような影響を与えているのか調査するために、フードコート(サムネ写真の場所)で食事をする人々にインタビューすることにした。
当然日本語は通じない。
全部英語で聞かなければならない。
しかし、そのような言語問題よりも、
食事をしている方から信用を得ることの方が難しかった。
彼らにとって私は異質者である。
しかも、食事という一番プライベートな時間に質問されたら躊躇するのは当たり前である。
何度も断られた。落ち込んだ。しかし、私は何とかして調査せねばならなかった。
そこで、一目で何者か分かるように英語で自己紹介と質問項目を書いたボードを作った。
さらに、断られず続けても色んな人に笑顔で声をかけ続けた。
そのおかげで、何人かの人は頑張っている私の姿を見て、協力するよと言ってくださった。
結果、1日で30人の方から回答を得ることができた。
この経験から私は、
人から信用を得るために大事なのは、
肩書きでも頭の良さでもなく、
直向きな姿勢であると学んだ。
また、人と出会うこと、そして繋がることの喜びを感じた。
異国の地で、突如現れた私に協力してくださった当時の人々にはとても感謝している。
彼らのような温かい人々に出会えたことで私は勇気をもらい、価値観が変わった。
出会いは未来を変える。
だからこそ、これからも
1つ1つの出会いを大事にしていきたい。
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