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【サッカー】J1~J3クラブのTwitterを分析してみた(全56チーム)

マスメディア主流の時代が終わり、各団体・個人が自身のメディアを持つ時代になりました。

現在ではJリーグに所属するクラブも、Twitterをはじめ、InstagramやYouTubeなどのSNS戦略に注力しています。


そこで、本noteではTwitterにフォーカスを当て、各クラブの現状を分析していきます。


■データ収集日
・2019年12月10日
・2020年4月1日

※全て手作業で行ったため多少の誤差があるかもしれませんが、予めご了承ください。


〇フォロワー数

2020年4月1日の記録です。

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✓J2 Top3
14位 磐田
15位 新潟
18位 福岡
✓J3 Top3
27位 熊本
31位 岐阜
37位 讃岐


①横浜F・マリノス
②鹿島アントラーズ
③名古屋グランパス
④浦和レッズ
⑤川崎フロンターレ

以上のTop5が、他クラブに圧倒的な差をつけていることが分かります。


それでは、何がこの値に影響しているのか。

・クラブの成績?
・ツイート数?
・入場者数(ファンの数)?

それぞれ考察してみます。


✓クラブの成績 (過去3年の平均順位)
①横浜FM 6位 (1-12-5)
②鹿島   3位 (3-3-2)
③名古屋   -  (13-15-J2)
④浦和   9位 (14-5-7)
⑤川崎   2位 (4-1-1)

両極端に分かれましたね。マリノスや鹿島・川崎は好成績を収めていますが、浦和と名古屋に関してそれが言えないので、この仮説は間違っているとします。


✓ツイート数
①横浜FM 19位 
②鹿島   14位 
③名古屋  17位  
④浦和   16位 
⑤川崎   1位 
※最後の章に累計ツイート数を載せています。

一目瞭然ですが、ツイート数はフォロワー数と相関していませんでした。


✓入場者数 (2019年度)
①横浜FM 5位 
②鹿島   9位 
③名古屋  4位  
④浦和   1位 
⑤川崎   6位 

他の要因に比べて、相関関係は強そうですよね。
やはり「スタジアムに来る人が多い=ファンの数が多い」とフォロワーも多い傾向にありそうです。


これを考慮すると、入場者数2位のFC東京や3位のガンバ大阪は、まだまだフォロワー数を伸ばすことが出来ると言っても良いでしょう。



〇フォロワー増加数

データ収集を行った2019年12月10日と2020年4月1日の比較です。

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✓J2 Top3
10位 京都
13位 千葉
17位 磐田 
✓J3 Top3
35位 盛岡
39位 相模原
40位 岐阜


ヴィッセル神戸が圧倒的な増加を見せていることが分かりました。

「ビッグネームの加入によるもの」だと推測したいところですが、1度目と2度目のデータ収集の間にイニエスタにようなビッグネームの加入は発表されていません。

そのため、「英語発信による外国人フォロワーの獲得」と僕は推測します。実際、ヴィッセル神戸は英語による発信を積極的に行っていたり、英語版サイトを用意していたりします。

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この取り組むが功を奏し、この3か月間のフォロワー増加数で圧倒的な数字を叩き出しているのではないかと推測しました。


また、全56チームの中で浦和レッズのみフォロワー数が減少していることが分かりました。

これに関しては、原因がマジでわからんです、、、
何か思い当たる方は、コメントください、、、


■まとめ
・ヴィッセル神戸が圧倒的な増加
➡外国人フォロワーの獲得

・浦和レッズのみ減少
➡マジでわからん



〇累計ツイート数

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この値に関しては、カテゴリーによる相関関係はないですね。

アカウント開設時期もありますが、

・広報の頑張り度合い
・SNSへの力の入れ具合

が分かる数値でもありますね。


また、フォロワー数と見比べても「たくさんツイートするほどフォロワーも増える」という定説は通用しないようです。


〇最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

分析を通して意外な事実も明らかになりましたし、僕自身もいろいろな発見をすることが出来ました。


このような企画が好評であれば、InstagramやYouTubeなどの分析も行いたいと考えています。

その指標とするために、面白いと感じた方はスキをしていただけると嬉しいです。

あと、浦和レッズ現象の考察コメントもお待ちしています(笑)


また、Twitterもやっているので良かったらフォローしてください。


それでは。

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