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日本を変えたい、と思ったとき

おつかれさまです、カワチです。標題につきまして。

怒涛のレポート期間が終わり夏休みを満喫しています。夏休み1本目のnoteです。

さてさて、私は日本という国が大好き人間なのですが、コロナ対策云々とか、旧態依然の制度とか、なかなかIT化が進まないとか、外交が、国防が、環境問題が、マイノリティ問題が、、、といったような様々な分野での国の舵取りに疑問を持つことがたくさんあります。

読んでくださっている皆さんも、日本、身近に言えば自分の住んでいる地域がもっとこうなって欲しいとか、こうしたら効率的になるのに!とか、感じることがあると思います。
そこで、今回は、自分が当事者となる時、どのアプローチが実際に1番日本の舵取りを変えられるのか?について考えます。

① 選挙に行く

なんとオーソドックスな解決方法。でもこれがまずは基本だと思います。
1番の特徴は、誰でも、簡単に、世の中を変えることができる点です。選挙のたびに、自分の考えに近い候補者や政党に投票することで、自分の考えを日本の舵取りに反映させることができます。

選挙は、政党や候補者の公約を聴いて自分の考えに近いものを選ぶ、ある意味消去法的なやり方です。自分自身でいちからルールや制度を考えて議論する、ということではなく、あくまで、それを代わりにやってくれる人を選びます。大きな改革を掲げている候補者が当選すれば、日本をガラリと様変わりさせることもできるかもしれません。

一方で、選挙に参加することは確かに自分の意見を国に対して示しているし、国民としての権利を存分に発揮してはいるものの、その効果はどうでしょうか?

都知事選等で疑問視する声も上がっていましたが、選挙の際に公表されるマニフェストが必ず実現されるかどうかはわかりません。また、国を変えるために投票したはずの自分の支持する政党が野党になってしまったら、候補者が落選してしまったら、効果は限定的なものになってしまいます。

つまり、選挙に行く、投票する方法は、日本を変える当時者になっているか?と言いう視点では、間接的・限定的であると言えると思います。

②ご意見・相談する 

さて、ここからは、選挙とは異なるアプローチを考えていきます。

まずは、直接意見を伝えてしまおうという方法です。
首相官邸や厚生労働省、各都道府県のHPには、ご意見募集や国民の皆様の声を送るページがあります。また、総務省の行政相談窓口で、国や自治体の行政に対する要望や意見を伝えることができます。国の舵取りについておかしい、こうした方が良いと感じることがあれば、直接的にそれを伝えることが可能です。

特に、日常的な行政サービスや条例についての改善相談であれば、行政相談窓口を通せば対応してくれる可能性は高まります。「横断歩道を作って欲しい」とか、「行政手続きを簡素化して欲しい」など、日々の生活をより良くしたいという思いを伝えるには1番良い方法かもしれません。

一方で、首相官邸などの国の機関にご意見をする場合は、すぐに反映されるかというとそうではありません。その意見が大きな声になった時、また特別な緊急性が存在する時に、はじめて対応が始まるといった具合だと思います。

先ほど、選挙の効果は間接的・限定的と書きましたが、政党に直接ご意見するという方法もあります。ご意見にもっともらしさがあれば、政党がマニフェストとして掲げてくれることもあるかもしれません。

③議員になる

自分自身が国会や都道府県議会の議員になってしまうというのも、日本を変えるための1つのアプローチ方法だと言えます。

議会は、お金やルール、政策について議論して決定するという役割を持っています。自分自身が舵取り役になり、人々の意見を取り入れながらも主体的に法律や条例を作ることができれば、日本を変えられた!という実感は強く持つことができるかもしれません。

一方で、この方法には圧倒的な難しさが存在します。選挙に出馬して、当選する必要性です。
これには、お金を含めて相当な準備が必要です。政党に所属することも必要になるかもしれません。相応の知識や経歴、能力が必要であったり、人間関係がものをいう世界でもありそうです。(同じような方法として、首長になるという方法もありますが、議員以上の難しさがあるでしょう…)

加えて、選挙で選ばれて議員になるということは、人々の意見を預かる立場にいるということです。議員になる方法は、自分自身の役割や行動によっては大きく日本を変えられる一方で、それだけ重い責任が伴います

④官僚になる

最後に、これも議員同様自分が日本を変えていると実感できる1つのアプローチです。官僚と呼ばれる国家公務員は、各省庁において政策や法律、予算の具体的な内容を作っています。その国家公務員になって、国の舵取りの内容を自分がつくろうという方法です。

もちろん、それがそのまま国の方針になるのではなく、国会議員や大臣が案として提出し、議論された上で施行されていくわけですが、ブレーンとして日本を変えていく中心になることができます。国で執り行われる政策等の中身を考える、となると、自分が日本を変えている、創っている!という実感はとても大きそうですね。

一方で、この方法も議員になる方法と同じく圧倒的な難しさを持っています。まず、国家公務員の試験の受験資格を持ち、かつ合格する必要があります。国のブレーンになるのですから、これはかなりの勉強が必要そうです…

加えて、予算や法案などを実際に議論、施行する国会議員や大臣の考えに大きく左右されるという役割でもあります。言いなり状態という話もよく聞きますが、時と場合によっては自分の思いとは裏腹に…ということもあるかもしれません。

自分が日本を動かしているんだというやりがいや実感は1番あるかもしれませんが、その分激務でしんどいアプローチ方法になるでしょう…

まとめ

久しぶりに長々と書いてしまいましたが、今回は、自分が当事者となるとき、どのアプローチが実際に1番日本の舵取りを変えられるのか?について書きました。

アプローチによって直接的・間接的、簡単・難しいなど、様々な特徴がありましたが、良し悪しではなく、どの方法も日本をよりよくするために有効的な方法であるのには間違いありません。日本を変えていきたいな〜こんな方法があるのか〜ぐらいに考えていただけると幸いです。

今回は、選挙に行くご意見をする議員になる官僚になる、の4つのアプローチを考えました。他にも、日本の舵取りを変えられる方法があるのか、皆さんぜひ考えてみてください!

今日はこれで終わります。最後まで読んでくださってありがとうございました。
カワチ

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