笠原悠暉

囲碁のプロを目指していました。現在はアマチュアプレイヤーとしてちょくちょく大会に出てお…

笠原悠暉

囲碁のプロを目指していました。現在はアマチュアプレイヤーとしてちょくちょく大会に出ております。

最近の記事

第67回全日本学生本因坊決定戦 自戦記

こんにちは。笠原悠暉と申します。 悔しすぎて書くかどうかも悩んだのですが、学生本因坊戦に出場させていただいたので、それについて感想を記そうと思います。 まえがき 最初に言い訳めいたことを言うのですが、自分はネット対局より対面対局で強さを発揮できるタイプだと思っています。 ちなみにこれは余談なんですけど、自分が唯一個人で全国優勝したのはネット対局の最強位戦です。 閑話休題。ベスト4までは基本的にネット対局、60分切れ負けで行われるこの全国大会とは非常に相性が悪く、2年前は

    • 第17回朝日アマチュア囲碁名人戦 参戦記

      どうもお久しぶりです。 今年、朝日名人戦では初めて兵庫県大会で優勝し、全国大会に出場させていただくことができたので、今回はそれを記念して(?)大会に出場した記録を書き記そうかと思います。 まえがき この大会の兵庫県大会に出場するのは今回が3回目で、過去2回は現プロの中濱さん、何度も学生の全国大会や兵庫県の一般の大会で優勝されている水精さんにそれぞれベスト8で敗れ、層の厚さを毎度実感しておりましたが、今回は幸運にも初優勝を飾ることができ、ウキウキで東京に乗り込みました。

      • 2022年まとめ&2023年抱負

        ご無沙汰しております。笠原悠暉と申します。囲碁をやっております。 これを書いているのは2022年12月31日の午後9時45分なのですが、現在囲碁モチベーションが高い状態でございまして、「今年の反省会でもしよう!!」ということでこのnoteを執筆しております。 書く内容はタイトルの通りです!それではいってみよう!! 2022年 成績 対面対局 学生本因坊戦 関西予選 枠抜け(3-1のリーグ2位) 全国大会 ベスト32(1回戦で川口飛翔くん(東大)に負け) 学生十傑戦

        • 第21回学生王座戦関西地区大会 ふりかえり

          どうもこんにちは。笠原悠暉と申します。 思い立ったが吉日、久しぶりのnote更新になります。 今回は10月9日に開催された学生王座戦の関西地区大会の感想(なんと棋譜なし)の記録を残していきたいと思います! 基本的に、アマ大会は秒読みなしの切れ負け方式で行われます。なので、ギリギリまで時間を使っていると、壮絶な時計の叩き合いになることが多いです。 ギリギリまで盤面を考えて持ち時間は気合でなんとかするか。もしくは早打ちすることを重視して終盤の時計勝負を優先させるか。そういった葛

        第67回全日本学生本因坊決定戦 自戦記

          第20回学生王座戦 自戦記(1)

          みなさんお久しぶりです!第8代学生最強位の笠原悠暉です。 この書き出しでnoteを書くのは初めてですね。1年半以上noteを放置していたゆえに……。 最強位を獲って初めてのnote、本当は「学生最強位戦 感謝の自戦記」などのタイトルで書こうと思っていたのですが、昨年は過酷な受験勉強もあり書くことができず、気が付くうちに遠い昔の話になってしまいました。他の題材に関しても、大会で永遠に負け続けている状態では書くのがためらわれました。また、自分自身、あまりにも信じられない内容で

          第20回学生王座戦 自戦記(1)

          AI時代の布石

          最近AI流が流行って、プロ棋戦を見るとみんな同じような布石を使っていますね。ダイレクト三々が代表格ですね。この様子を見て、みなさんは「覚えないといけないのか」と不安になってしまうのではないでしょうか? ですが、怯える必要はありません!「評価値」というパラメーターが分かりにくく、序盤で「評価値30」と言われると敗勢かのように見えてしまいますが、所詮人間レベルではそんなことはなく、数手、場合によっては一手でその差はひっくり返ります。しかも、だいたい序盤は評価値は40程度に収まりま

          AI時代の布石

          note始めました。

          こんにちは。笠原悠暉と申します。最近noteが流行っているそうなので、なんとなく始めてみました。発信したいことがある時に、Twitterでは文字数が足りないことも多いんですよね(笑)あと、画像もこっちの方が際限なくあげられるので、Twitterと使い分けてちょくちょく使っていきたいと思います。更新頻度はあまり期待しないでください… 記念すべき最初の記事、何を書こうかと思いましたが、まず自己紹介から始めたいと思います。書きたいところ(栄光の歴史)だけちゃんと書いて、黒歴史はめ

          note始めました。