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【バイアス】判断ミスを引き起こす『意識の偏り・思い込み』の知識を増やす

 こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
 はじめまして。お馴染みの方は毎度ご贔屓頂き有り難うございます。

 今回のテーマは

バイアスという知識を学ぶ

 です。
 バイアスとは……?
 
 
 

 
(*・ω・)<みなさんには「自分の知識は正しい」って思えることがありますか?
 
 
(o・ω・o)私にはほとんどありません。悲しいことに。
 
「無知」とまでは言いませんが、私は自分の知識は「不十分だ」と思っています。思うようにしています。
 
「確信を持って断言したい」とは思いますが、この世に『白か黒か』で判断できることなんてほとんどないので、「間違いない」「絶対」とかは基本的に使わないように(思わないように)しています。
(※意図的に『間違いなく』『絶対』を使うことはあります)
 

 さて、今回のテーマですが、【バイアス】です。
 
 言葉を聞いたことない、という人は少ないかと思いますが、
 【バイアス】とは一体何か?
 どんな【バイアス】があるのか?
 自分には、友人には、会社の仲間には関係あるのか?
 ということまで知識を持っている人は多くないと思います。
 そして、

この世界に生きる人で【バイアス】と無関係な人は一人もいません。これは絶対に。間違いなくです。 


 なぜなら、【バイアス】には良いものも、悪いものもあり、
【バイアス】が発生した時に気付ける人も、気付けない人もいて、ほんの一瞬思ったことにすら【バイアス】が影響しているから、です。
 
 つまり、人間が生きるのに必要な『酸素』が、どこにでもあり、私たちが「酸素を吸おう」と思わなくても、自然と肺に血液に脳に取り込まれていくように、
【バイアス】も、何か行動を取るとき、取ろうとする瞬間に、作業をしている間にも、私たちの意識に存在している。

 ということです。
 
 
 そんな【バイアス】ですが、厄介なことに数がやたら多く、影響している範囲も多岐に渡っているので、その全てを網羅するのは専門家でも難しいのでは?
 というくらいあります。
 
 種類は200以上あるとされていて、1種類のバイアスが色んな瞬間、シーンに影響しているのです。
 
 今回は、【バイアス】とは? を学びます。
 
 バイアスはそもそも知っていないと意味がない。
 知っていても気付けないと意味がない。
 気付いた後に回避しないと意味がない。

 というものなので、先ずは、

 【バイアス】を知る

 を勉強します。

 
 

▪️バイアスとは

バイアス(英語:bias)

傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み、といった意味で用いられる語。

「認知バイアス」は心理学の用語で、人間の判断・認知・意思決定などにしばしば紛れ込む恣意的な傾向を指す。
 
たとえば、災害が生じ危険が身に迫っている状況下において、多くの人は何となく「自分は助かるだろう」と思えてしまう。結果として逃げ遅れ命を落とすような事態につながる。この「自分は大丈夫」と考える認知バイアスは特に「正常性バイアス」と呼ばれる。
 
Weblio辞書より


 例えば、私がこれまでも紹介している、
 
『男性の7割、女性の6割は「自分は平均以上の能力だ」と思っている』

 この心理効果を『平均以上バイアス』(正式名は『レイク・ウォビゴン効果』)と呼びます。

 また、

『能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す』

 こんなバイアスのことを『ダニング=クルーガー効果』と呼びます。
 
 
 つまり、私たちは普段から「自分は他人よりも優れている。他人は自分より下だ」と錯覚してしまう傾向にある。
 ということ。
 
 差別が無くならない訳ですね(o・ω・o)……おっと、これも確証バイアス。
 
『確証バイアス』とは、仮説や信念を検証する際にそれを『支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向』のこと。
 差別の原因の全てが『バイアスのせい』ではないことは考えれば解りますが、「こんなバイアスが差別主義者にはかかっているんだ!! だから差別は無くならないんだ!!」
 と声高に、さも絶対に間違いないと断言するのは、バイアスにかかっている証拠ですよ。
 という話。
 
 
(*・ω・)<最初からハードな話題ですね。
 
 
(o・ω・o)ご覧のように、簡単に人はバイアスにかかってしまいます。

 
 間違わない人、なんて恐らくいません。
 ですが、「自分のこの考えはもしかしたら間違っているかもしれない。これは○○バイアスにかかっているからかもしれない」
 と疑い、過ちを回避することはきっとできますよね?
 
 その為の【バイアス】の知識を増やしていきましょう。

 
 


▪️良いバイアスは無いのか

 バイアスは認知に歪みをもたらす悪いものだ。
 みたいな印象が残る書き方をしましたが、バイアスにも使い方次第で良い効果を生み出すものがあります。
 
 有名なものだと『ハロー効果』がそうです。
 
 例えば、
『外見的容姿が優れている人は性格も良い』
『身なりが整っている人は仕事ができる』
『○○大学の教授という肩書きなのだから、きっとすごい人だ』

 のようなものがそうです。
 見た目や特徴に影響され、その他のものまで良く(または悪く)感じられる。というもの。
 
 1つの良い特徴から全体的な評価が向上することを『ポジティブ・ハロー効果』
 1つの悪い特徴から全体的な評価が低下することを『ネガティブ・ハロー効果』

 
 と言います。

 わかりやすい話、仕事で良い成果をおさめたいなら、先ずは身なりを整えるべき。
 みたいな使い方にはメリットも生じますよね。
 
 もちろん実力が伴わない場合は「○○さんは見た目だけ」と言われてしまう可能性も有り得るので注意が必要。

 
 

▪️最後に朗報

 いとも簡単に人の認知を歪めてしまう【バイアス】ですが、
 バイアスの知識を学び、どんな種類があるのか、どんな効果が人に働きやすいのか、どうやったら回避できるのか。

 それらを『知るだけ』でも、バイアスにかかりづらくなることが解っています。
 ですので、

バイアスの知識を学ぶ

 が今回のテーマなんですね(o・ω・o)先ずは知っとこう、と。
 
 ちなみに効果は2~3ヶ月程度。
 月1回くらい「バイアスってどんなのがあるっけー?」と復習すると、半永久的に『バイアスに支配される』みたいな状況は回避できます。
 

 今回はここまでです(o・ω・o)
 
 
 
(*・ω・)<【バイアス】に興味を持っていただけたのではないでしょうか?
 

 
 より良い判断を下す。正しい決断をする。
 そんな時に「自分の決断は片寄っていないか?」と一度考えることで、より精度の高い決断をくだせるようになるのではないでしょうか。
 
 次回からは代表的、かつ私たちへの影響が大きいバイアスについて紹介していきます。
 
 


(*・ω・)ここまで読んでくださって、ありがとうございます♪
 また発信できる価値のある知識を修得、実践していきますので、ぜひフォロー&🖤お願いします♪
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 それではまた(o・ω・o)ノシ

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