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【1分で読めるnote『脳にとって最適な温度』】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

読む速度を測れる「読書速度計測」によると、
日本人の1分間の平均読書速度は400~600文字
と言われています。

 てことで、400-600文字で『脳にとって最適な温度』について説明してみたいと思います。

(蛙・ω・)<適温の室内でゆっくり(1分)していってね。



■暑いと脳力は低下するゾ!

 こう毎日暑いと、仕事も勉強も手に付かないですよね。頑張っても仕事は終わらないし、頑張っても勉強が頭に入らないと思いませんか?
 
 その通り。

✅適温以上に暑いと、人の認知機能や情報処理能力は低下する
 
 という論文がコチラ。

【参考論文】Reduced cognitive function during a heat wave among residents of non-air-conditioned buildings: An observational study of young adults in the summer of 2016『空調されていない建物の居住者における熱波中の認知機能の低下:2016年夏の若年成人の観察研究』

44人の若者を対象に、12日間、
冷房を使用した部屋と、使用しなかった部屋に分け、認知機能/情報処理脳力や思考力にどれくらい差が出たのかを検証した

 という実験です。
 
 エアコン有りグループの温度は21〜26℃
 エアコン無しグループの温度は25〜30℃

 この程度の暑さの違いで脳力に変化が現れたなら、もっと暑い中で仕事や勉強しなくてはいけない人たちがどれくらい実力を発揮できていないかも分かります。

結果
エアコン無しグループは、
 
情報処理脳力が13.4%低下
論理的思考力も13.3%低下

 
 という結果でした!
 案の定です。
 
✅25℃以上の温度で、仕事や勉強の精度・生産性は低下する

 ということになります。
 環境問題など色々と別の問題はあるかもしれませんが「エアコンの温度は28℃に設定しましょう」と言って職場の温度を上げることは、生産性を下げて、無駄に長くエアコンを使用するという結果に繋がっているかもしれません。
 


■脳力を上げる温度は……ゾ!

 では、脳力を上げて仕事の効率良く、生産性を高くできる温度はあるのか?
 という話になります。
 
 もちろんあります。


【参考論文】Study links warm offices to fewer typing errors and higher productivity『暖かいオフィスと"タイピングエラーの減少""生産性の向上に結び付き"の調査』

 コーネル大学の実験では、

14〜25℃の『寒い環境』と『暖かい温度』で仕事の生産性に違いは出るのか

 を調べました。
 暑いと仕事の生産性が落ちるのは解っているので、「逆に寒くしたらどうなる?」という実験をした訳です。

結果
25℃で作業をした場合、
 
タイピングエラーが44%減少
アウトプット量は150%増加

 
さらに、寒い環境で作業をした場合、
 
1時間あたりの人件費が10%増加

 という結果になった。

✅人が最大限脳力を発揮できる温度は25℃
 
✅暑くても寒くても脳力は低下する
 
✅適温を外れるほど人件費(作業コスト)も増加する

 
 という結果になった訳です。
 
 
 さあ、今すぐ部屋の温度は25℃にしましょう(o・ω・o)
 
 部屋でダラダラ〜の場合は環境問題を考えて多少上げてもいいかもしれません。
 が、環境問題を考えればこそ、職場や学校では温度を25℃にコントロールするべき。

 
 
 
 と、なっております。
 
 ぜひ参考にしてみてくださいませ〜。

 
 最後に良かったら♡スキをお願いします。
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ


【参考記事】


 ちなみに、パレオさんのブログによる別の論文では、人が幸福度を感じる温度は13.9℃だそうです。
 寒い方が人は幸せを感じるようにできているそうです。不思議ですね(o・ω・o)それではまた。

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