見出し画像

『熟れてるバナナの話したから熟れてないバナナの話もする』って話

 こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
 はじめまして。お馴染みの方は毎度ご贔屓頂き有り難うございます。

 またバナナの話をします。

 みなさん、『グリーンバナナ』って食べたことありますか?
 皮は剥きにくいし身は固いし甘くもないし、っていう熟れてないバナナのことです。
 仏壇とかにたまにお供えしてあるやつですね。(もう見たことない人の方が多いかな?)
 
 上記の通り、そのまま食べるには適さない食材なので、そもそもあまり見掛けないのですが、
 このグリーンバナナとてつもなく強力なダイエット食品です。


▪️レジスタントスターチっていう成分 

 グリーンバナナには『レジスタントスターチ』と呼ばれるでんぷんが含まれています。
 グリーンバナナの68%はレジスタントスターチでできています。

 このレジスタントスターチの何が良いかって言うと、

・代謝を上げる、食欲は抑えられる⇒ダイエット向き

・レジスタントスターチは腸内細菌のごはんになる
⇒腸内細菌の活性化

・腸内細菌がレジスタントスターチ食べると酪酸が作られる
⇒酪酸は体内の炎症を抑える(アンチエイジング、メンタルの改善etc……)

・アレルギーの改善効果がある
・大腸がんの予防効果がある
⇒アレルギーも大腸がんも、腸内環境の悪化が影響している。腸内細菌が活発になるとそのリスクを抑えられる

・睡眠の質が上がる

 とまあ、かなりの健康効果。

 代謝を上げて食欲は抑えて睡眠の質は上がるし老化を抑えるってこれだけでも十分すごいです。

 ただ、「熟れてないバナナってどう食べたら良いの……?」

 ってなりますよね。



 


▪️レジスタントスターチの摂り方


 グリーンバナナを食べるなら、一度茹でて、皮を剥いて、冷やして、サラダに使ったり、潰してホットケーキみたいにして食べるのが一般的な調理法。グリーンバナナはほとんどがでんぷんですから。

 レジスタントスターチの粉末も売られているので、そっちをホットケーキの材料にするのも◎

 でもなかなか粉は摂りづらいし、グリーンバナナは食べづらいって思う方には、グリーンバナナではなく代わりに

『冷えた米』『じゃがいも』

 がオススメです。

 おにぎりとして食べるのは鉄板ですし、ポテトサラダなんかと摂りやすい。

 それでもグリーンバナナのほうがレジスタントスターチは豊富です。
 バナナは同じ量のじゃがいもと比較すると約4倍のレジスタントスターチを含んでいます。

画像1


レジスタントスターチを含む食材と含有量


 ただし、バナナにレジスタントスターチが大量に含まれるのは『グリーンバナナ時』だけであり、熟れて『黄色いバナナ』になるとレジスタントスターチが激減することも解っています。
 
『グリーンバナナ』⇒68%がレジスタントスターチ
『熟れたバナナ』⇒3%だけレジスタントスターチ(代わりに炭水化物・糖質が増えて甘くなる)

 熟れる前のバナナはダイエット向き、熟れた後のバナナは筋トレ向き。

 バナナは面白いフルーツですね。
 
 


▪️レジスタントスターチの注意点

 レジスタントスターチは熱に弱いのが弱点。
 炊きたてのごはん、ホクホクのじゃがいも、あっつあつのグリーンバナナパンケーキ、ではレジスタントスターチは摂れません。
 加熱すると完全に消失してしまう、という訳ではないので、一度冷やすと効果量が戻る
 グリーンバナナをパンケーキなどに加熱調理する際は70℃前後になるように調理すると良い。
 ということが解っています。不思議だ……。


 今回はここまでです(o・ω・o)
 前回と今回でだいぶんバナナに詳しくなりました。
 身体に良いものも、どのように身体に良いのか知らないとベストな効果がでないことは有名です。
 必要な知識をさらに学んでいきたいと思います。

 
 
 ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
 また発信できる価値のある知識を修得、実践していきますので、ぜひフォロー&🖤&Twitterにシェアしてください。
 皆さんへの貢献をモチベーションにしていますので。

 それではまた(o・ω・o)ノシ

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?