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【1分で読める筋トレの科学9:トレーニング前に『頭を使う作業はNG』って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 久しぶりに筋トレ関連のnote。
 コロナ禍で在宅ワークが増えたり、お家時間が増えたりして、運動や筋トレを始めた方は多いと思います。
 noteでも多くの筋トレ・運動関連の記事がありますので、よく目にするようになってトレーニングを始めか人いるのではないでしょうか?
 
 筋トレをいざ始めてみると、しだいに「もっと効率的に筋肉を付けたい」と思ったりするようになる方もいます。
 
『効率的』の内容は様々ですが、今回は

「筋トレ前に頭を使う作業をすると持久力が低下する」

 という内容を紹介します(o・ω・o)

『精神的倦怠感はトレーニング量を減らす』という内容の論文で、筋トレ歴4年くらいの男性10人を対象に実験したものです。

実験は3段階
 
①スクワットを1RM行ってもらう(1RMとは正しいフォームを維持して一度に行える運動限界のこと)
 
②参加者の半数にストループテストを30分行ってもらい脳を疲れさせ、自身で精神的な疲れを点数評価してもらう。
残りの半数にはドキュメンタリー番組を30分見せる。
その後スクワットを3セット、1RMの70%ていどの回数で行ってもらう
 
③参加者全員にストループテストを受けてもらい、その後スクワットを3セット行ってもらう

※ストループテストとは以下のようなもの

 色んなパターンを回答して頭を使うテストになっています。
 

 で、その結果分かったのは、

□頭が疲れていない状態だと、疲れているときよりも運動ボリュームは15.8%多かった
 
□頭が疲れている状態でスクワットをした場合、1セット目から3セット目までの回数が大きく減少した。
頭が疲れていない場合の減少率は小規模だった。
(疲れている場合の減少率-34.6%)

□頭が疲れていてもそうでなくても、トレーニングのモチベーション・瞬発力に影響は出なかった

 
 つまり、

✅脳が疲れていると運動量が低下する

 ということが示唆された訳ですね(o・ω・o)

 トレーニングの中身を良くするのであれば、頭を使うような作業の前に行う方が良い。ということになります。
 もしくは仕事などが完全に終わった後、頭がリフレッシュできている状態で行うほうが良さそうです。
 
 ぜひ参考にしてみてください(o・ω・o)


【参考記事】

 

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