いつもにこにこ現金払い

ふと思い立って、なるべく現金を使わずに電子マネーやクレジットカードで支払いをしてみることにした。最近作ったネット銀行のデビットカードが主力となることを想定している。昨日タワーレコードでＣＤを衝動的に買い漁った時に使おうとしたのだが、暗証番号を勘違いしていて使えなかった。今日はリベンジである。

近所のホームセンターで粗大ごみ収集券を購入して、暗証番号に間違いがないことを確信し、意気揚々と街へ出かけた。

前々から気になっていた珈琲松井商店に立ち寄って、Dazai珈琲を飲んだ。とてもおいしい。せっかくなので焙煎したての豆も購入。しかしここでは現金払い。（ひょっとしたらカードが使えたかも知れないのだけど、なんとなくそういう感じじゃなくて聞けなかった。）

その後、吉祥寺で夏のうちに食べておきたかった冷やし中華を食べたりしたのだが、ここも現金払いだった。なかなかデビットカードが使えない。

週２回通っている三鷹市のプールも完全に現金払いだった。これはまあ分かっていたことなんだけど、自販機にカード決済機能を付けるのはそんなに難しいことかな？と思ったりもする。

今日の行動範囲では、夕飯の買い出しをするスーパーやコンビニ、ＣＤと本を除くと、現金払いしか選択肢のないことが多かった。なお、衣類については、いつも使っているようなありきたりな量販店ではクレジットもデビットも使えることが分かっている。（今日は行かなかったし、普段も季節の変わり目くらいにしか行かない。）

日本の場合、カード決済でのカード会社への手数料が結構高いので、ギリギリのところで商売している飲食業・小売業にとってはなかなかハードルが高いのだろう。世の中で一斉にカード払い中心に切り替えて、手数料分だけ価格を、みんなでえいっと上げたらよさそうだなものだが、まあ、無理だろうなあ。

現金なんて全然使わないよ！と豪語する人が世の中にはいるようだ。そういう人は、現金払いしかない店に行かないようにしているか、たまたまそういう店に縁がないかの、どちらかではないか。少なくとも調布～三鷹～吉祥寺周辺における今の僕の生活では、現金がないと辛い。

ただし、現金払いしかない店に行かないようにすることも決して不可能ではないはずで、そうした場合に僕の生活がどう変わるか…と考えてみるのは面白そうだ。失うものはきっとあるだろうが、得るものもあるかも知れないし、プラマイゼロとも限らないだろう。