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施術家の本来の仕事はどこまでか?

長年、運動器疾患のリハビリそしてカイロプラクティックにより、多くの方々の身体に携わってきました。
30年以上40万人近くの人々の治療、リハビリを通じて色々と感じることがあります。
痛み、不調に関して誤った認識を持っている人が多いんですね。
体が歪んでいるから…
歳だから…
姿勢が悪いから…
悪い食べ物を食べているから…
まぁこれらは原因ではなく、誘因なんですね。
歪みなんて誰でもあるし、姿勢が悪くても元気な人もいますし、歳取っても元気な人はいます。
私たちが身体の不調を治したり、整えたりしてそれでオッケーと思ってる人がとても多いのです。
これは患者さんだけではなくて、施術者にも言えることです。
そこに気付いた施術家の先生方は、私も含めて次に必要なのは「患者教育」だと考えるのです。
そして色々と患者さんに教え始めるわけです。
それが押しつけになっているとも露知らず…正しいことをしているから!という正義感のため、立ち止まって考えるということもなかなか出来なくなるのです。
本来は「教える」のではなく「気付いてもらう」のです。
本人が腑に落ちなければ響かないんですね。
施術家が、患者さんの身体を整えてそれでオッケー!ではない理由は、身体が整っただけではダメだからです。
どうダメなのか?というと、その先に治癒があるのに、それには手をつけず、そこで終わったり、いつまでもメンテナンスと称して足踏みをしているからです。
治癒のエネルギーは「心」が生み出します。
施術により安定した肉体は、「心」から生み出された治癒のエネルギーを根付かせ、集中させ、強化するのです。
だから多くの施術家は、身体を一時的に安定させているだけなのです。
その先の「心」に働きかけることが出来てないのです。
対象が「心」だから、患者教育ではないのです。
対象が「心」だから、「気づき」が必要なのです。腑に落ちる必要があるのです。
だから私はビジュアルリフレーミングを開発したのです。
なぜ苦しんだのか?痛みや不調は無意味なのか?いったいどんな意味があったのか?
症状が無くなったからオッケー!じゃないのです。
「心」からの気づき、癒しがあなたを包み込み、笑顔が生まれなければ、私たちの仕事の半ばなのです。
少なくとも私はそう思っています。

ビジュアルリフレーミングを学ぶ

ビジュアルリフレーミングとは


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