konno

私とあなたの暇潰しのための文章置き場

konno

私とあなたの暇潰しのための文章置き場

最近の記事

脚本のひとりごと〜17期卒業公演『Endless Ends』〜

こんにちは。17期卒業公演、『Endless Ends』にご来場くださった皆様、応援してくださった全ての皆様、ほんとうにありがとうございました。脚本の今野です。 私は終演してからというもの、本番動画を見返し続け回ごとの違いを楽しむなど、完全に卒公の時空の歪みに閉じ込められた人になっています。 それで、卒公の脚本を書くにあたり考えたことや裏話などを文字媒体で発信できたりしないかな、と思っていたところ、コロナ禍で始めようとして挫折したnoteアカウントの存在を思い出しました。こ

    • 公園の鳩(無機物)と幼馴染の話

      誰しも、最寄り公園(※)の思い出を持っていると思う。 (※最寄り駅と同じ感じの発音でお願いします。) 未就学児にとっての最寄り公園は、成人にとっての最寄りコンビニ以上に重要で生活必需な存在だ。 かく言う私の最寄り公園は、家から徒歩1分。 当時は、ブランコ・シーソー・滑り台×2・ジャングルジム・砂場・花壇・動物の形しててびょんびょん跳ねるやつ・大きな桜の木・木登りできる木など、某舞浜市のテーマパークに引けを取らないレベルの遊具が揃えられていた、夢のような空間だった。 その中でも

      • 今年の桜の話

        私の好きな花ランキングを発表する。同率1位で桃、桜、梅だ。 これらの中で、一番メジャーなのは桜だろう。 私も桃が好きな理由は「名前の由来だから」であって実物は数えるほどしか見たことがないし、梅は気がついたら咲いて気がついたら散ってるし。 梅が名前の由来の人に訴えられそうなので、本題の桜の話をしよう。 私が今年感動した桜ランキングだ。 こっちも同率1位なのでもうランキング形式にする必要ないじゃん。感動を比べるな。音楽コンクール反対だった高校時代の部活の顧問みたいなこと言った。

        • 推しエッセイストの話

          いきなりだが、私が尊敬してやまない個人的日本三大エッセイストを発表させていただく。 (実はこれを上げる前に何本か没にした話があるのだが、それらも3つの具体例を上げるという話の展開をしているものが多すぎてびっくりした。3の安心感凄い。) 清少納言、さくらももこ、朝井リョウである。 最初に謝罪するのだが、私は本の読み方がめちゃめちゃに偏っていて、好きな作家の本を永遠に読むタイプなので、恐らく読書家の方からしたらかなり知見が狭い方だと思う。 もしおすすめなどありましたら熱意を持

        脚本のひとりごと〜17期卒業公演『Endless Ends』〜

          私と料理

          早速だが、エッセイの代名詞「自分の恥を晒して笑いをとる」を実践しようと思う。 私は、料理ができない。 引くほど、できない。 小さい頃から、祖母の圧倒的手腕に甘んじて台所に立つことなく育ってきたのが理由だろうと思っていたが、最近気づいてきた。 私が尽く料理を失敗するのは、持ち前の不器用さ×センスのなさ×経験値不足という怒涛の三要素が掛け合わさっているからだ。光の三原色の真ん中で輝く白い部分に私はいるわけだ。脳裏を過ぎるベン図。 ちょっと具体的な話をすると、お菓子作りはまだ大

          私と料理

          暇を極めた私の表現〜noteはじめます〜

          この文章は、エッセイというものを書いてみようと思う、という自分史上最初のエッセイだ。うわあエッセイという言葉のマトリョーシカ、最初から文章の整理が下手。 こんなことをしたくなった直接の原因は言わずもがなコロナによる外出禁止なのだが、自分がこの文章を人の目に触れるところに置こう、と思うようになった経緯も記しておく。 私は、文章を書くのが好きだ。それから、たぶん、得意の部類に入るのだと思う。今までの人生で、様々な理由で次々と得意を削り取られていった中、最後まで残った生涯大事にし

          暇を極めた私の表現〜noteはじめます〜