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Pさんの笑ってコラえて

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ウサギさんとの企画とは別の個人記事をここに載せます。
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記事一覧

東示『HAPPY BIRTH-DAY-DREAM』所感(Pさん)

 出来事は簡単でよく、世界と彩りが提示されれば小説はそれでよいのだ。そう思えた。  半ば…

うさP
1年前
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文学フリマ戦利品感想その3 東示(確率依存)『未完、消える幽霊の指紋』(Pさん)

 これは本ではなくまた受領されることを前提とした書簡でもない、一方通行であることを宿命づ…

うさP
2年前

文学フリマ戦利品感想その2 メルキド出版『山羊の大学 創刊号』(Pさん)

 次は、メルキド出版『山羊の大学』。この本は、かねてから主宰本人が計画しているのを聞いて…

うさP
2年前
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文フリ戦利品感想 遠藤ヒツジ(羊目舎)『爪先に異界』(Pさん)

 ツイートで、文学フリマで手に入れた冊子について解説をしていったのですが、遠藤ヒツジさん…

うさP
2年前
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文学フリマお疲れ様でした(Pさん)

 題名の通りです。多く語ることもありませんが、本日行われた文学フリマ東京、参加された方、…

うさP
2年前

『Pさんの作業日誌2020-2021』試し読み(Pさん)

 来る五月十六日、文学フリマ東京が開催されます。  そこで『Pさんの作業日誌2020-2…

うさP
2年前

本当に開催する文学フリマ(Pさん)

 君達は見ただろうか。狼煙のみ上がって本体が全く見えない様を。  前回の投稿から一月が経とうとしています。お久しぶりです。  読書は続けていて、やや順調なくらいですが、不思議にも「目がテン」の形式にはしづらく、まだ踏みとどまっています。  驚愕すべきことですが、今月16日に開催予定だった文学フリマ東京が、ほんとに開催されることが決定したそうです。賛否あるかと思ったら、単純に「開催で良かった」という意見が多かったことに驚いた。いや、もしかしたら否定的意見もあるのだが、あえて公に

復活の狼煙(Pさん)

 文学フリマ東京へ向けての、崩れる本棚本誌周りの作業はだいたい終えて、ウサギさんに表紙と…

うさP
3年前
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無音に還る(Pさん)

 久しぶりにnoteの記事を書いてみる。  相変わらず、前よりも細々としか読めない書けない日…

うさP
3年前
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何もしていない記(Pさん)

 あんまり何も書けないので焦っている。  今まで、取るに足りない駄文だと思いつつも、こん…

うさP
3年前
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読書日々(Pさん)

 フローベールの、『ボヴァリー夫人』を読んでいる。今の所、良いドラマなのかもしれないが、…

うさP
3年前
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とてつもなく軽くてどんだけと思うくらい切ない(Pさん)

 題名に意味はないです。  昨日から、アマゾンの「Kindle Unlimited」という、特定の本に対…

うさP
3年前
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アメリカ文学(Pさん)

 新年が明けて二日が経った。  最近、アメリカの作家の本をよく読む。何か、そこに共通する…

うさP
3年前
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年明け(Pさん)

 明けました。  二日にわたって、去年の振り返りというのをやったけれども、一つ得たことがあったのは、去年の中ごろに、デレク・ベイリーというギタリストと、何度も話題に出るが、ベケットという作家の、それぞれ自伝や伝記のようなものを読んでいて、得られたものだった。  正確に言えば、何かが得られそうになるという予感のようなものを、感じたというのを、振り返ることが出来た。  この、年の振り返りということをしなければ、再び顕在化することはなかったかもしれない。  僕は、めくらめっぽうに本