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ごはんはなぜ一日三回食べるのか?

例によって第2回です。

日本では平安時代まで朝と夜の一日二食が普通でした。

ただし、一日二食で生活していたのはいわゆる貴族の人たち(働く必要がないのでカロリー消費が少ない)で農民や大工の人たちはお昼に間食をとっていたそうです。

しかし、貴族たちの間では一日二食以上食べることは卑しいとされ三食制度はあまり浸透しませんでした。

三食制度が一般化したのは江戸時代に入ってからのことです。

幕府が天下を取るとそれまでの三食は卑しいという考えは無くなっていきました。

さらに江戸時代はロウソクが普及し始め、夜に明かりをつけるようになり活動時間が長くなった(それまでは日が沈んだら寝ていた)ということも理由としてあります。

ヨーロッパでは一日二食だったり五食(昼が長い地域など)だったりした地域もあったそうですが、20世紀に入ると、世界中の人々が同じ時間に仕事をするようになったことから、基本は三食が主流になったそうです。

【私見】結局のところ、人間が空腹になるスピードを考えると本能的に三食がちょうどよいという感じだから結果的に三食になったって感じですかね~。ちなみに自分が大学生のときは一日二食(朝と夜)でした。貴族なので(笑)

おしまい

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