【思考】知らないというステータス
知識や経験はあればあるほど生活を豊かなものにしてくれるし、いざという時には身を助けてくれる。
知らなかったことや、興味の外にあったものに触れられるという機会は貴重なものだ。
しかし、「知らない」と言うことはステータスでもあるという事に最近気づいた。
先に書いておくと、今回は無知の知や、心理学の話ではない。
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ステータスと一言で書くと「ブランド物」や「出身校」がイメージされる。装飾品や出自がその人の社会的地位を語るのだ。
もちろん分相応のものを身に着けることにより、自らが高い地位だとアピールする事もできるし、何と戦っているのかよくわからないが、実際にそういう人もいる。
本当に社会的地位が高い、いわゆるお金持ちは当たり前のように「良い物」を使う。
ドレスコードがあるような飲食店だって、それで当然のような振る舞いができる。
そういった生活が日常だから、大衆向けの飲食店をあまりよく知らなかったり、庶民感覚がなかったりする。
この例の様に、知らないという事自体がその人の「ステータス」になり得る。
もっとわかりやすい例を簡潔に挙げると「戦争の経験は無い方が良い」など、そういう感覚だ。
ネガティブなものは無い方が良いものという前提は当然過ぎるので、やはりお金持ちの例の方が面白いな。
すごく局所的な話ではあるので絶対的に知識や経験は多い方が良いが。
ちなみに辞書を引くと「ステータス」には3つの意味があった。
・社会的地位・身分、それを表すもの。
・状態
今回のメインテーマが全て入ってる1単語というのは言葉遊びみたいで面白いなと、また一つ知識を得てしまった。
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