見出し画像

地域おこし協力隊1名募集中!大船渡市で応募開始しています!

おはようございます!
当社『(株)シャイン』は1時生産者の課題解決を行っている会社です!

『なぜ課題解決をするのか?』
SDGsの為なのか、ここ数年でフードロスや海や山を守るという話が多く取り上げられるようになりました。しかし、よく聞くのが、賞味期限が切れそうな食品を食べるといった、加工された後の食品に注目が集まっていると感じています。
私は全ての食の根源は生産者から産み出されると考えているので、生産者の課題解決こそが、生産者を救い、環境を救い、食を救い、地域を活性化できると信じています。

当社の取組みは以下の3つの事業です。

一つ目は、未利用資源の付加価値を高めた食品づくり。食品のアップサイクル事業です。
本当は美味しかったり、成分が高かったりするのに、面倒くさいや色や形が悪い、出荷サイズではないといった理由で、使い道が見つからず捨てられている食材は一地域で年間凡そ数十万トンとあります。


当社が今現在行っているのは、昆布根のアップサイクルです。昆布根は昆布全体の約1%の部位ですが、昆布の持つ栄養素が葉っぱと比べると2倍以上含まれる、凄い食材です。
その昆布根を微粉末化し、ミネラルたっぷりの国内産の海水塩と特製の昆布出汁と一緒に塩釜で煮込み昆布と塩が一体化した、塩をつくっています。主な出先は、飲食店と食品加工工場です。


二つ目の事業は、陸上養殖を推進する事業です。
ここ数年で三陸の海は異常なほどの海水温の上昇(水温が9月で24℃)で、ワカメや昆布、帆立や牡蠣などといった養殖物が多大な被害を受けています。今年はまだマシで昨年は29℃まで上がりました。魚種も変わりつつあり、岩手で伊勢海老が上がっている状況です。
今私が取り組んでいるのは、帆立の陸上養殖です。元々は、漁師さんの働き方改革が目的で実験を始めました。


帆立漁師は夜中の12時に浜入りして、1時から帆立漁を始めます。真っ暗な海をレーダーと勘を頼りに進み、帆立を揚げます。何故夜中なのかというと出荷が朝5時からという理由と、帆立が非常にデリケートな生物だからです。
若手の漁師達は、この危険な漁を変える為に声を上げていますが、今現在、デリケートな帆立を生かす方法がないので、仕組み自体を変える事ができません。


半年程前に、閉鎖式循環装置を使って実験しました。この実験は5日目に帆立が全て昇天する形で大失敗に終わるのですが、この記事を書いたきっかけで、陸上養殖に取組みたいという大企業から声がかかり、これから3年計画で本格的な陸上養殖実験を始めていきます。
最初のゴールは、陸上養殖で1週間帆立を生かす事。これが確立できれば、生産者さんの働き方改革ができます。第二のゴールは、1年間帆立を育てる事ができる仕組みです。

三つ目の事業は、生産者さんと交流ができる民泊施設です。
目的は、海産、農産の生産者さんと交流し、生産物への想いや、歴史を学んだり、生産の体験に繋げていく為の事業です。
昼は体験、夜は生産者さんと一緒にお話したり、お酒を飲んだり、BBQをしたり、etc
先月物件を手に入れ、現在リノベをしています。

場所は、高台で、海が一望でき、釣具屋とスーパーと100均とホームセンターが近くにある最高の物件です。

この3つの事業を軸に、日々奔走しています。
募集要項では、条件を設定していますが、面接時に話し合いをして最終的な条件を決めたいと思っていますので、賛同頂けて、私と一緒に生産者の課題解決をやりたい方、仲間になれる方を募集しています!
一緒に食の未来を、生産者の未来をつくっていきましょう!

株式会社シャイン 桑野 祐一

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?