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283プロダクション初のXRライブ[liminal;marginal;eternal]のテーマが「幸福」である可能性についてのメモ

2024年9月16日19時からYouTubeのアイマスチャンネルで「283 PRODUCTION - [無題]」としてプレミア公開された動画は、アンビエントな音楽に合わせて廊下?のような映像が1時間流れつづけ、その後にイベントの告知がなされるという、告知映像としては見たことがないタイプの映像であった。
日曜美術館か押井守の映画か、というような、そんな映像だ。

*当該動画は一応下記に埋め込んでおきますが、本稿を読むうえでは無理に見る必要はありません。興味があったら時間のある時にご覧ください。

この映像で最終的には告知されたのはシーズとコメティックのメンバーによるXRライブだ。

ライブの公式サイトと、告知直後の公式Xアカウントのポストの双方にあったキャッチコピーが

「完璧・永遠であることは美徳であり 彼女達は幾度も到達の機会を与えられる」

なのだが、この翻訳調の文言から、どうにも僕には

「幸福は義務です」
「市民、あなたは幸福ですか?」

というTRPGの古典「パラノイア」の有名な文言が思い出されてならなかった。(Xでフォロワーさんから指摘されたが、映像そのものも非常にパラノイア的なものであったと言える)

WING編のにちかの物語が、あこがれていたアイドルであることが当人にとって幸せであることかどうかを問うものであったように、この4公演からなるライブは、少しずつ異なる同じ時間軸の物語を通じて「幸福」とは何かを問うものなのではないかと思えてならないのだが、果たしてどうなのだろう。

シャイニーカラーズらしい、といえばほんとうに「らしい」予告で。
現地に足を運んだら何を見せられてしまうのか。
個人的には非常に楽しみではある。

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