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週末の朝に1対1の雑談会を

大人になると、交友関係が狭まっていくとはよく聞く話。
年齢がすごい離れた人とか、異業種の人とか、まったく違う考え方を持って自分とは違う生き方をしている人との交流は、油断するとどんどん減っていく。

そういう意味では、昔の人はすごいなぁと思ったのが「屏風祭り」。今日聞いた話なので私のディテールの理解が間違っている可能性があるが、「屏風祭り」とは京都の祇園祭の期間中に自宅を一般客に開放して屏風絵をはじめとしたコレクションを見てもらう慣習だそうだ。

かつて京の町衆達の経済力は、世界中から珍奇なものを京に集めました。さらに、その財力で江戸時代の京都の美術、工芸品を守り育ててきました。祇園祭の宵山は、そうした町衆達が年に一度、秘蔵している屏風絵などの絵画や工芸品を飾り、親戚知人を招いて振る舞い、鑑賞していました。祭り見物に来た人々に見ていただく日でもありました。  
引用: まるごと京都ポータルサイト「e-kyoto」

何がすごいと思ったかで言うと、「屏風祭り」は自動的にいろんな人との交流を生み出す文化だからだ。しかも、自分の趣味嗜好などはおかまいなく、さまざまな人が向こうからやってくる。それを自宅まで招き入れちゃう、そのおおらかさよ。完敗である。そして、乾杯である。

自分にできる「屏風祭り」のようなことを見つけたい。そう思った。それを日常のなかにそっと組み込みたい。人と新たなの出会いが生まれるきっかけを。

そこで、少し前からぼんやり考えていたのだが、朝活をしようと思っている。朝活といっても、中身は1対1のおしゃべりである。MATCHAの青木さんが続けているのを見ていて、そして先週実際に私も朝活に参加させてもらって、とてもよかったのも大きなきっかけとなっている。

いきなり毎日は難しいので、毎週土曜日の朝8時~9時をその時間に当てようかなとぼんやり考えている。1時間だけだが、休日の朝というのが前向きな気分になれていいかなぁと。インタビューのような雑談会。学生さんも含めて誰でもOK。初対面の方、歓迎(むしろ本来の目的で言えば初対面の方だけに絞ってもいいくらい)。

集まらなくてもいいし、ゆるーく始めてみようかなぁ。自分なりの「屏風祭り」in 日常。

22/06/28


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