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それでもオフィスに行く理由(7/7)

1.集合した方が効果的な仕事がある
2.「図書館の勉強」効果
3.時間管理の効率化
4.組織活動を可視化する
5.孤独・孤立を解消する 1/22/2
6.帰属意識の醸成
7.会社の顔(象徴)となる
7+1.似て非なる「デジタルツイン」オフィス

7.会社の顔(象徴)となる

今も変わらぬ会社の顔としての役割

オフィスに行く理由として最後にあげたいのが、オフィスは会社の顔であり、象徴であることです。これは、昔も今も変わりません。

オフィスは、立地場所、周辺環境、建物グレード、室内環境といった空間的な情報群が作り出すイメージが、会社の人格を表層します。

お客様をお迎えして打ち合わせする際に、オフィスを活用することは、会社への理解を深め、信頼を獲得するための手段として重要です。
また、フィジカルなオフィスを維持するには、それなりに手間やお金がかかります。手間のかけ方、お金の使い方を見るだけでも、会社の様子をうかがい知ることができます。

ワーカーに対するメッセージ

それ以上に大きいのが、オフィスはワーカーに対する会社のメッセージになる点です。会社が考える働き方は、フィジカルなオフィスに端的に現れます。
より良い働き方を考え続けているというメッセージをオフィスに込め、それを具体的な空間として発信し続けていかないと、オフィスはワーカーに選ばれる場所になりません。

長い論考だったので、次回「8.まとめ」を設け、整理してみたいと思います。

(丸田一如)

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