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煮干しにも心を燃やす人がいるから(2021年9月26日の日記)

劇場版鬼滅の刃を見て、心を燃やし尽くした後の日曜日。ふとインスタを見たら「niboshismさんがライブ配信をしています」と通知がありました。

niboshismさんは煮干しの写真を1日1枚アップし続けるアカウントで、誰が何の目的で動いているのかなど、全てが謎に包まれています。フォロワーは4.8万人。只者ではないようです。そんな人のライブが気にならない訳がなく、さっそく観覧しました。

そこにはある種クレイジーな光景が映し出されていたのです。

正体不明の人(腕のみ登場)が2人がかりでひたすら煮干しを撮っている。時折独白が漏れるも、会話はなし。BGMすらない。1つずつ丁寧に撮影された被写体は、画角の端にある丼へ。

それを1時間くらい淡々と流しているまろんとした狂気、おわかりいただけるだろうか。盛り上がりポイントはほとんどないのだが、そこにある煮干しへの熱き想いは感じ取れる。

そんなライブを見続けるコメント欄もなかなかだった。「なぜか癒される」「アーカイブ残して」「ナイキみたいな煮干し」「最後まで見届けたい」などを見て「おまえら……!」とヤンクミみたいな気持ちになりました。うん、どちらも期待を裏切らない感じ。

煮干し鑑賞に日曜日の貴重な1時間を捧げるのも悪くないだろう。そして、使われた煮干しがおいしい出汁になることを願う。どうか「うまい!うまい!」と言われますように。





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