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イベントレポート

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愛でしかないYOASOBIプレイリスト予想(2021年8月12日の日記)

愛でしかないYOASOBIプレイリスト予想(2021年8月12日の日記)

今日はYOASOBIのオールナイトニッポンクロスを聴いているのですが、ちょうど先週開催のイベントの話が出てきたので、個人的な体験をまとめたいと思う。

8月8日は本来ならば「ROCK IN JAPAN FES.2021」が行われる日で、YOASOBIはそこに参加する予定だった。これが初の有人観客ライブで、しかもステージのトリ。盛り上がること必至のはずだったので、本人たちもファンもどれだけ残念だった

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くらしに溶け込むYOASOBIを。「SING YOUR WORLD」ライブレポ

くらしに溶け込むYOASOBIを。「SING YOUR WORLD」ライブレポ

7月4日の18時。YOASOBIの公式YouTubeにて約5ヶ月ぶりのライブが行われた。久々のパフォーマンスはユニクロとのコラボレーションということで、開催前から楽しみで仕方がなかった。見たことのないものになりそうな予感がしたから。

そして、いよいよいよいよ始まりの時間になりました。会場はなんと、有明本部内のUNIQLO CITY TOKYO。まごうかたなきオフィスである。落ち着いた色彩の通路が

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ファッションと文学(前編)(2021年7月22日の日記)

先週六本木の文喫で行われていた「2着のワンピースができるまでー 藤澤ゆき×朝吹真理子×村田沙耶香トークイベント」を視聴している。

これは雑誌「文學界」8月号の特集「ファッションと文学」発のイベントで、デザイナーの藤澤ゆきさんが小説家の朝吹真理子さんと村田沙耶香さんのために服を作るという企画についての対談である。

まず映されたのは作られたワンピース。それらは文喫に展示されており、白がメインで藤澤

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ファッションと文学(後編)(2021年7月24日の日記)

ファッションと文学(後編)(2021年7月24日の日記)

六本木の文喫で行われていた「2着のワンピースができるまでー 藤澤ゆき×朝吹真理子×村田沙耶香トークイベント」の視聴が終わりました。

デザイナーの藤澤ゆきさんが、小説家の朝吹真理子(テーマ・夢)と村田沙耶香さん(テーマ・記憶)のために作ったワンピースにまつわるトーク、とても興味深かったのでより抜いてまとめます。

前編はこちら。

藤澤さんが作ったワンピースは、可憐だがどこか荘厳でもあった。特に朝

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She is BOOK TALK レポート(2018.10)

She is BOOK TALK レポート(2018.10)

土曜日は熟成下書きの日!!

本日は昨年参加したイベントレポートをお蔵出しします。原文そのままでお届け。どうぞ!

2018年10月20日(金)、渋谷の本屋SPBSにてwebマガジン「She is」のイベントに参加しました。

「She is」はこの秋、突然目の前に現れ、あっという間に心をつかまれたメディア。
おしゃれだけどいい意味で隙間があり、多様性を大事にする雰囲気は、自分が求めていたもの

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毎日がスペシャル、と歌うにはドラマは足りないけれど

毎日がスペシャル、と歌うにはドラマは足りないけれど

note毎日更新から、昨日で52日が経過した。
これがもし週刊ペースだったら、1年分の原稿がたまったことになる。

脚本で言えば、4クール(※1クールは3ヶ月)走りきった……!みたいな感じか。全然重みが違うので比べられないが。

さて、今週の火曜日、メディアミートアップ#7というイベントに参加した。
SmartNewsのメディア研究所所長の瀬尾さん、ピースオブケイクCEOの加藤さんがゲストという、

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忙しい社会人がトークイベントを120%楽しむための3つの方法

忙しい社会人がトークイベントを120%楽しむための3つの方法

皆さんおなじみのFacebookやTwitter。こちらを開き、スクロールしてみましょう。

すると都内近郊で、毎日たくさんのイベントが開催されることがわかります。peatixなんかを開けばもっと出てくる。

それらの魅力的なイベントに行きたくて、でも仕事や他の用事で涙を飲んであきらめた経験、ありませんか?

そんな「圧倒的に時間不足!」な社会人に向けて、イベントを満喫するために必要な心構えを共有

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2021年のびじゅさんぽ(ライゾマティクス他)

2021年のびじゅさんぽ(ライゾマティクス他)

2020年はなかなか思うように好きな美術館へ行けず、きりきりしていました。そして時は明けて2021年。既に上半期から興味深い展示が目白押しです。時勢を鑑みて厳選に厳選を重ね、行ってみました。

※緊急事態宣言解除後〜まん延防止等重点措置適用前に訪れています

タイトル通り、散歩するように軽やかに美術を楽しんでいきますね。

今回は清澄白河近くにある東京都現代美術館。この中では3つの展示が行われてい

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とりあえず「DAVID BOWIE is」について書きたかった

とりあえず「DAVID BOWIE is」について書きたかった

初めて聞いた「Let's dance」は、デヴィッド・ボウイのオリジナルではなかった。

それくらい彼の人のことを知らなかった自分が、今かなり惹きつけられている。本日で日本の巡回展が終わる「DAVID BOWIE is」によって。

展示は年代順にきっちりと分けられたものではないから、彼がどのようにして英国郊外の青年からスターとなったかというクロニクルは正直、わかりにくい。

その代わりに、展示で

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1時間という絶妙で贅沢なギフト、冬のYOASOBI(1st Live 『KEEP OUT THEATER』ライブレポート)

1時間という絶妙で贅沢なギフト、冬のYOASOBI(1st Live 『KEEP OUT THEATER』ライブレポート)

2021年2月14日の18時を少し過ぎたころ。画面に映っていた「KEEP OUT」のネオンがふっと消えた。

それがライブの始まりだった。「小説を音楽にするユニット」YOASOBIの初オンラインライブ『KEEP OUT THEATER』。暗い闇に光る都会のどこかで、メンバーたちが動き出す映像を目で追っていく。

中空にある工事現場は当然、立ち入り禁止の場所。秘密の遊び場としては最適だ。

ボーカル

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ハンモックの魅力がすごいよ

ハンモックの魅力がすごいよ

表参道のスパイラルガーデンで開催中の「蓮沼執太 作曲的 |compositions リズム」。

そこかしこから聞こえる色々な音、カフェの人のおしゃべり、全てがこの空間のを構成するオーケストラの材料のように思えた。息、歩く音、ささやき、その場にいる人みんな、その展示に影響を及ぼしていたはずだ。

吹き抜け部分に設置されたハンモックに揺られて極楽だった自分も、例外ではないだろう。ゆらゆらゆら。
なん

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スープストックの新作を(ほぼ)食べるリターンズ第2回「Curry Stock Tokyo」

スープストックの新作を(ほぼ)食べるリターンズ第2回「Curry Stock Tokyo」

2016年6月10日。
時の記念日に、事件です。
なんとスープストックから全てのスープが消えたのです。

なんと、初のカレーオンリーイベント開催!
私が行かないはずがない!
ちょっといいとこ見てみたい!!

人も並ぶ。カレーストックトーキョー。

お目当ては当然新作。
カリフラワーのキーマカレー。
ごはんでなくナンがいいな。

だけどナンがないって! いとガッデム!
飲みたかったラッシーも売り切れ

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「地下と天空のあやかし(劇団イヌカレーとシャルル・フレジェ)」-はしご美術館へようこそ

「地下と天空のあやかし(劇団イヌカレーとシャルル・フレジェ)」-はしご美術館へようこそ

第1回 劇団イヌカレー・泥犬「床下展」×シャルル・フレジェ「YOKAINOSHIMA」

はしご美術館は、全く関係のない2つの展示からつながりを見いだすために生まれた美術館です。
ようこそおいでくださいました。

今回は現在開催中の2つの展示にフォーカス。

作家ユニット・劇団イヌカレーの1人、泥犬の初めての個展が浅草橋の「parabolica-bis」で開催されています。
劇団イヌカレーといえば

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