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付き添いの人、本当に必要?

エレベーターのところにある点字のメッセージ、読んだことありますか?
こんにちは!くつばこ+のせんです。初めてガパオライスを食べました。そんなに辛くなく、くせもなく、とっても美味しかったです。(一緒にタピオカミルクティーも初めて飲んだんですが、こちらは普通でした笑)

☆点字の注意書き

点字表記のものがあると、ついつい写真を撮って解読したくなるせんです。この前行った公民館のエレベーターにも付いていたので撮ってみました。ヘッダー画像がその写真です。(急いで撮ったせいでぼやけてしまいました…)点字を勉強中の方はぜひ、noteの続きを読む前に解読にチェレンジしてみてください。
ここに何が書いてあるかというと…?

おねがい
えれべーたーに のられる ときわ できるだけ つきそいの かたと いっしょに ごりよー ください
のりおりの さいわ かごと のりばの すきま だんさに ちゅーいして ください

視覚障害のある人、点字ユーザーに、できるだけ付き添いの人と一緒に乗るように伝えています。でも、付き添いが不要な人もたくさんいるのでは?と思うんです。

☆点字ユーザー=支援が必要?

この点字表記の近くに墨字(目で読む文字)表記はなかったので、これを読むのは点字ユーザーと、せんみたいな一部の点字オタクだけだと思います。今回オタクのことは置いておいて、墨字がなければ基本は当事者だけにこの情報が伝わりますよね。そうすると、「自分は常に誰かが付き添っていないといけないのか」「常に支援を受けていないといけないのか」という思いになり、モヤモヤする人もいるのでは?と、これを読んで引っかかったんです。「これを読んだ当事者はどう思うんだろう?」、周りの人が「みんながみんな支援を必要とするわけじゃないから、この表記は変えるべきでは?」と気づくきっかけもないしな…と。

☆決めつけはいろんなところに

このエレベーターが本当に危険で、見えなければとんでもないことが起きるというエレベーターなら別ですが(そんなエレベーターは使用許可したらダメですけど)、ごくごく一般のエレベーターであれば、「できるだけ付き添いの人と一緒に」なんて言葉はいらないんじゃないかなと思います。
この点字情報が誰により、どんな意図で設置されたのかはわかりませんが、もし「健常者」が想像で作成し、「障害のある人にはいつでも支援が必要」というステレオタイプを押し付けるものになっているのなら、早いうちに意見を伝えて変えていきたいですね。

本人が支援を望んでいるなら提供すること、望んでいないなら押し付けないこと。単純そうですが、まだまだ社会の中で改善が必要なところが多そうです。

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