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情報保障やってみませんか!②

今日は昨日に引き続き、情報保障をやってみようぜ~というお話です。今日の分はちょっと準備が必要だったりしますが、いろいろと応用ができて楽しい部分です。

昨日の分はこちらから!

☆話し手が「伝える」ことを意識して発表しよう
  (視覚障害)

続いて、視覚障害のある方にたいし、どのようにしたら話している内容が全て伝わるか。つまり「使っている画像や図を声で説明しよう!」ということです。これもそんなに難しくない。「リンゴを美味しそうに食べているゴリラ」とか、「たいして面白くない変顔をしている人」とか。大体の情報が伝わればOKです。そして他の参加者が笑っているようなものなら、どこが面白ポイントなのかを説明に含みます。
視覚障害のある方がパソコンの読み上げを切っている可能性もあるので、チャットに書かれたことを読み上げるのも大切。

☆字幕を付けよう(聴覚障害)

Googleドキュメントを使って、音声認識で字幕を作成します。話す人が、同じパソコンの画面でGoogleドキュメントを開いて、「ツール」から「音声認識」をオンにすると文字がどんどん起こされて行きます。画面上で右をzoom、左をドキュメント、みたいに分けると見やすいですね。上手く認識されない場合はスマホなどでドキュメントを開いてもOK。ドキュメントのリンクを共有すれば、字幕代わりになります。

☆Googleドキュメントをzoomで見られるようにしよう(聴覚障害)

OBSというソフトを使って、音声認識させているGoogleドキュメントをzoomに映し出すことができます。ソフトを落とせば5分くらいで設定できます。文字では説明しにくいので、とても参考になる動画を貼っておきます。

(OBSが使いこなせると、zoomで出来ることが単に増えるので面白いです。自分の画像に合成して吹き出しを付けて、そこに話している言葉を映し出すこととかもできちゃいます)

☆参加者の要望を事前に聞こう(障害全て)

字幕作成ができたら、参加者に対して情報保障の要望を聞けるとベストです。「事前に資料が欲しい」「大事な部分だけチャットにも送ってほしい」など、いろいろな要望が来ることも。他の障害の種類との兼ね合いで叶えられない要望もあるかもしれませんが、個人個人の要望が通りやすい環境になって、それに柔軟に対応できるならイベントとしての価値も高まりますし、運営団体としての「活動しやすさ」もきっと高まります。


☆情報保障、お手伝いします。

くつばこは、大学生(高校生も可!)の情報保障をお手伝いします。予定が合えばzoomに入りますし、厳しかったら質問などなんでもどうぞ!(くつばこ自体ゆるゆるサークルなので、当日対応できるかは運次第です...笑)

お気軽に以下の公式LINEからお問い合わせください~
https://lin.ee/HnMUHmy
情報ほしかったら公式LINEを!って、なんかちょっとあれですね。あんまりよくない商法っぽい。メールも書いておくので、連絡しやすい方に気軽に連絡ください!
kutsubako.inclusive@gmail.com

大学生って、これからいろいろな社会に進む人がいるので、その世代で少しでも「情報保障」が広まったら良いなーと思っています。高校や大学の文化祭・学園祭でも情報保障の視点が入るといいですよね。
色々な当事者の声も聞けるくつばこはあんまりないタイプのサークルだと思うので、友達感覚で!

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