動きのコツ研究所リハビリセンターに行ってきました。

動きのコツ研究所 リハビリセンターに行ってきました。
当センターは、脳卒中などで麻痺を起こした方が、元の生活に復帰するためにどういうリハビリを行うのが最適なのかを考えておられます。
YOUTUBEでの配信や当事者の方々のコミュニティを運営されています。
楽に動けない理由は脳にあると言うことから正しく感じる事をどう行ってゆけばよいかを指導されています。
来所されてリハビリを行うことや、目標設定や生活のアドバイスを行なうこと、動画などを渡してお家での復習を行なうリハビリを行われています。
神戸、大阪で脳梗塞、脳出血のリハビリなら動きのコツ研究所リハビリセンター (re-motto.jp)

昨年、島根県中小企業家同友会の知り合い作業療法士の経営者から生野先生を紹介してもらい、スルースリーブをお試ししてもらいました。
今回、実際にお会いして、紹介していただいた方が実際着てみてどうだったか聞いてみました。

実際に、スルースリーブのメンズシャツを麻痺のある方に着ていただいたところ、脇下の部分は、通しやすいと感じられるとの話でした。麻痺の具合と、がんばってリハビリを行なって、通常の生活に近い状況の方であると、着やすいことはわかるが、その機能が無くても洋服を着ることはできる。とのことでした。(リハビリをきちんと行って、洋服を着ることができるようになった人の場合)
この機能性が、障害を持たれた方のどの時期の人が特に必要なのかを考えてゆく必要があると思いました。ユーザー解像度をもっと上げてゆこうと思いました。

さぁ、考え方の変革の時期です。
我々は、どういう服を提案していったらよいのかを考えていると、着易さを追求してゆくことは、大事なことだと思います。しかし、着易さだけを考えていくと、ただの介護用の服になってしまう。普段着る服に、介護用の服は着たくないですよね。それは、みんな同じだと思います。
そこで、スルースリーブは、洋服であるが故、着易さとデザインが大事になると思います。
3つの着易さのポイントは、皆さん体感されていると思いますので、どんなデザインをするのかが大事なところになる。そこで、レディスのデザインを始めました。襟元と袖先にフリルをデザインし、可愛いスタイルにしました。もう一つは、腰にリボンをつけ、前でも後ろでも結ぶことができ、2wayで着こなせるようにしました。
胸元は、フリルブラウスは、小さいボタンを取り付け、リボンブラウスの方は、スナップを付けて、はだけないように工夫しました。
素材は、リネン(麻)を使うことで、この夏に気持ちよく着こなせるスタイルに仕上げました。ハンドワッシャーのリネン素材で、柔らかくて気持ちいいです。

リネン(麻)フリルブラウス・リボンブラウス

洋服が欲しいと思う理由それは、着やすいからだけではない。可愛いからである。
そこを如何に追求してゆくかが、我々の自社固有の役割になると思いました。
*レディスを販売し始めて、アンケートや感想で気に入られたところは、デザインの可愛さの他に、着易さの面では、袖口のゴムが、腕まくりの時にずれ落ちないこと。前立てマグネットは、授乳をするときに、さっと開けて、さっと留めれる。一瞬でできるところが嬉しいという声がありました。
着易さの工夫は、すべての人が楽しめるようになる工夫であると思います。

私たちが、スルースリーブの機能性とおしゃれなデザインの洋服を考えてゆき、全ての人が同じ目線で洋服を選べることで、障害をお持ちの方も、着にくさを感じず、ファッションを楽しんでもらえるようになれば良いと思いました。

Through Sleeve (kuto.jp)

神戸、大阪で脳梗塞、脳出血のリハビリなら動きのコツ研究所リハビリセンター (re-motto.jp)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?