詩)何度も
昨日と打って変わって、今朝はかなり冷え込みました。
起き抜けにひと口のウイスキーで、身体に温もりを取り戻してから起床。
いきなり冬が来たかのような朝に、早くも今年の終わりを感じたりして、憂鬱な朝を漂っているところに、朝一番の訪問看護師さんの元気な声が。
『何度も』
幾度同じことを繰り返し
幾度、同じことを繰り返し
「もう、いいかな」って
白い空が滲んで、脱力の極み
何をそんなにかたくなに....
自分でも分からなくなって
しばらく呼吸を止めてみた
苦しくなって口を開けた途端
一斉に流れ込んできた空気に
溺れそうになりながら、独り
生きて再び、君と再び、僕は
また、同じことを繰り返すと
繰り返すと分かっているのに
窓の外、「ワン」と啼くお前が
僕に微笑んでいるように見えて
〜〜〜〜〜〜下が加工前の画像〜〜〜〜〜〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?