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洋服屋の自分史

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自分が出会って、大事にしている洋服、服飾品などをを紹介。
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#お洒落

【洋服屋の自分史⑥】たかが洋服であっても、その人にとってはかけがえのないものがある。プリントシャツ編

今回は、ここ数年愛用しているプリントシャツを取り上げます。

男性のプリントシャツ姿は、女性にはまったく受けないものですが、気に入って着ています。このプリントシャツ、洋服好きの人はすぐに分かったと思いますが最近めっきり影を潜めてしまったリバティプリントです。

リバティプリントは、一時期大ブームとなりセレクトショップはこぞってそれを使った商品を展開していました。今はまったくのダウントレンドで、一般

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【洋服屋の自分史④】たかが洋服であっても、その人にとってはかけがえのないものがある。バッグ編

このシリーズ長年愛用している洋服達を紹介していますが、今回は昨年購入したばかりのバッグのお話。

昨年某セレクトショップで買った新参者です。

実物はこれ⬇

レッドブラウンの二つ折りのクラッチバッグです。

常日頃、一般の人には、ファッションの基礎としてベーシックカラーの洋服や服飾品をオススメしているので、「お前違うじゃないか?」とご指摘を受けてしまいそうですが、一応専門家なので色々とチャレンジ

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【洋服屋の自分史③】たかが洋服であっても、その人にとってはかけがえのないものがある。パンツ編

トラディショナルなファッションが大好きな私ですが、そのこだわりは行き過ぎるとオタクぽくなってしまいます。

そうなるとお洒落からは遠のき、ただのトラッドおじさんみたく、まわりから「ファッションが好きなんだろうけどなんか違う」と言われるパターンに陥ります。一般の人にもよくありがちですが。

元来、トリッキーなもの、アバンギャルドなものも嫌いではなかったので、幸運にもそのパターンに陥ることはなかったで

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【洋服屋の自分史②】たかが洋服であっても、その人にとってはかけがえのないものがある。シューズ編

前回は、恥ずかしながら、思い入れのコートのお話をしました。

今回は革靴のお話をします。

突然ですが、みなさんはアランフラッサーって知っていますか?知らないですよね。彼は、英国ウンザー公をレスペクトしており、クラシック、トラディショナルなスタイル重視のアメリカ人デザイナーです。日本では、オンワード樫山とリーガルがライセンスを取得生産していました。

Allan flusser

The duke

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