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上京した日に遭遇した電車でのショッキングな光景-

『上京した日に体験したこと』

上京した日、バスを降りて電車に乗り換えた。

満員電車とまではいかないものの、帰宅の時間帯で混み合う車内。そこで、姿は見えないものの、小さな女の子がはしゃいでいた。

次の瞬間、「降りろーーーー」という低くて大きな声が車内に響いた。車内は静まり返り、女の子も黙り込んで息をのんでいた。

怒号を飛ばした男性が、私の目の前に座っていた。まだ夕方18時だったが、足元にはビールの空き缶があり、かなり酔っているらしかった。

その光景を見た時、私は怒りと悲しさが混ざった、なんとも言えない感情になった。

《日本の電車内の風景》

それからも、妊婦さんが立っているのに、スマホを眺めて一向に誰も席を譲ろうとしない場面、

ベビーカーや車椅子の方が利用するスロープやエレベーターを、明らかな健常者が占有する場面に遭遇した。その度に胸が疼いた。

学生時代に子育て体験プログラムに参加し、子育て支援を行うNPOにインタビューを行う中で、子連れの外出がいかに困難を伴い、日常的に心身の負担になるかを知った。そんな矢先に出会ったこれらの場面。

子連れの親御さんが、安心して、ストレスフリーに外出するためには、周りの理解とサポートが必要不可欠だ。密室子育てと称されるように、言葉も通じない小さな赤ちゃんと家で向き合い続ける孤独感や閉塞感。そんな親御さんにとって、外出は社会と繋がり、息抜きともなる時間である。

《子育て支援 同伴サービスへの思い》

私はこどももいなければ結婚もしていない。しかし、こどもに優しい社会にいたいと思う。

小さい赤ちゃんがいる親戚が帰省する際、飛行機と電車を乗り継いで来ることになった。そこで、電車移動の2時間に付き添って欲しいとの依頼を受けた。

キャリーケースにマザーズバック、さらにら小さな赤ちゃんを抱えての電車移動には不安がつきまとう。ベビーカーは荷物になるため、持ってこなかった。そのためにずっと赤ちゃんがを抱っこし続ける必要がある。

そんな時、荷物を持ってくれ、コンビニに飲み物を買いに行き、乗り換えのホームを調べる。そんな人が隣にいるだけで、心強いというのだ。

今日本に、そんな外出に寄り添うだけで、救われる人がいるのではないだろうか。赤ちゃんを預かることはできないが、側にいて、何かあったら助けてくれる人。

そこでいつか、子育て支援同伴サービスを始めたいと思う。遠出でも、ちょっとした買い物でも。荷物を持ち、何か助けになりたい。

一人で気を張って、誰にも頼れない親御さんの、力になりたい。常に気を張り、時に周囲の理不尽な心無い言動に傷付く親御さんが、少しでも安心して外出できる社会になるよう、願いを込めて。

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ノンフィクションライターを目指しています。"無いものにされる痛みに想像力を"。これからも書き続けます

ありがとうございます!自己責任論に終止符を打ちたいライターです
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地方の貧困家庭に育つが、関西の公立大学に進学。身ひとつで上京し、フルタイムで働くかたわら、SNSで縁をつなぎ活動するフリーライター。髪は生まれつき白メッシュ。関心領域はジェンダー/ルッキズム/貧困の連鎖解消/ワーキングプア/子育て問題など "貧困の自己責任論に、終止符を"

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