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指導者の最大のお仕事は「人財を残すこと」

いつもお世話になりありがとうございます。

子ども達を指導している中で毎日が勉強になります。私が指導する時に意識してずっと大切にしている指導方法があります。それは「アクティブラーニング(実践型行動指導方法)」です。

では、子ども達に何を「実践型行動」をさせるのか?

それは指導者の立場になって、【子ども達同士で指導をして貰う】ことです。

大人と子どもの世界には大きな階段の様なものが存在します。

例えば、大人が10階の所から1階の子ども達に「おーい!○○しろー‼」と言っても聞こえにくいと思います。
では、子ども達同士で教え合うとどうなるでしょうか?指導をする子どもが1階で教えて貰う子どもが1階という段差のズレが少なります。また、子ども達同士で教え合う事で聞きやすい空間も作る事が出来ます。

このように子ども達同士で「アクティブラーニング(実践型行動指導法)」を行い、教える難しさを体験して頂き、共に学び合う空間を大切にして行きます。そして、教える立場の方が学ぶ事が多いという事も同時に分ってくるのです。

なぜ?私がこの様な指導方法を身に付けたかいうと、、私が今でも未熟者だからです。だから子ども達の未知の可能性に掛けました!!

昔は60歳以上の指導者と20歳の私がミニバスの試合をする事がたくさんありました。経験も無く、知恵も無く、ボコボコに負ける試合が続きました。
そこで子ども達の未知の可能性に掛ける事にしました。

その時に生み出されたのが「子ども達同士で教え合う関係です。」

現在、指導者の多くは目の前の子ども達を大切にするがあまりに技術を上達して欲しい。心を磨いてほしい。強くなって欲しい。と情熱を燃やして指導されています。

しかし、私は全く違います。
自分の指導で上手くなるのではなく、子ども達同士で上手くなる事を目標にしています。
お友達の練習を見て学ぶのも良し‼️
お友達のプレーを見て拍手するのも良し‼️
作戦を考えるのも良し‼️
指導をしてもらうのも良し‼️
というように子ども達同士で承認欲求を存分に感じて幸せになって頂きたいと思います😁

このように幸せをいっぱい感じた選手はその後はどうなるでしょうか?自分が育った環境の事が好き好きで帰って来れる場所となります。

だから指導者として次の世代にバトンを渡すことが出来るのです。

指導者の最大の仕事は「人を残す事」

人を残す為にはどうしたら良いのか?

それは、アクティブラーニングを取り入れること。

子ども達の意見を取り入れること。

子ども達に指導をして貰うこと。

これを指導者の半分が取り入れるだけで20年かかって変化する時代が5年で変わる。人が入れ替わる。加わる。ということの大切さを感じて欲しい。

また人がずっと変わらない怖さも同時に感じて欲しい。と思います。

大丈夫なのだ。
子ども達は今も昔も変わらずに
「学びの天才なのだ」

草野コーチ

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