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ジャンプのMMA漫画第十一話🤼

まだ11話なのにカラーの扉絵が2回とも続いた。

爆発的な人気とは言い難いが、そこそこの人気を維持しているのだろう。

なんとコミックスが10月4日に出ると言う。

売れればいいね。

アンケートで人気があってもコミックスが売れてなきゃ打ち切られてしまう。

そういう場合はジャンプ+に移行させられてしまうのだろう。

アスミカケルの世界は格闘技世界一を目指す訳ではなさそうである。

初めからそうであり、兄貴を倒すことが二兎のセカイの中の目標でもある。

考えてみればジャンプのバトル漫画のラスボスは血縁者と決まっている。

何度も例を出すが北斗の拳もラスボスが血縁者(ケンシロウ の相手だったラオウやカイオウは2000年前に分かれた親戚同士?だったがこの場合は修羅の国の狭い同門でほぼ親戚同然の交流があったから他人とは言い難い)だったし、少年誌では乗り越える相手こそ目の前の人間で、そうやって成長するセオリーを持つ。

そう言えばぬ〜べ〜も父親が最強の霊能力者で対立してたなあ。

BLEACHも一護の父親も死神だったし。

何度も繰り返して言ってるような気がするので好い加減親子や兄弟対決の例え話を引き合いにするのはここで止めよう。

今回は地下格闘技に参戦するようだ。

話数なら5話くらいで纏められそうだが、プロへの道としては段階を踏むステップのようなものである。

アマチュアの地下格からプロに進めば二兎が在学中でもそうした可能性が出て来る。

ところで二兎が会場で会った謎の人物、因縁を与えさせるという役目を負わすのだな。

これは読者の興味が萎え凋まない演出なのだろうけど、このパターンはよくある。

火ノ丸相撲もそうだった。

カラー扉絵2回を見れば、向こう一年の連載は約束されたようなものだと感じる。

現時点で10週越えをしており、一年間の連載が保障されているのならプロ昇格までは当分のストーリー構成で行くのだろうと感じる。

少年誌は大体アマチュアまでで終わるのだが、その辺りが境目となりそう。

一年の猶予と期限ならプロになった途端に連載を終えるのか?

しかし火ノ丸相撲は現実の大相撲の環境が変わり始めて来たのでそれに肖って連載が継続されたから、アスミカケルもそうならないとは思えない。

ただ、プロになった途端に人気が凋むのも少年誌ならではである。

現実的なMMAの現在地は地上波中継などなく、殆どがスマホで観られるものばかりになっている。

この辺りの現在地をきちんと俯瞰しているところは良い。

各々の趣味が細分化された時代でどのように人気を得るのか難しくなっている。

現実の格闘技がそれだから漫画は尚更である。

動画をアップして公開するというのも昨今の流れである。

共感すら得られなければ終わってしまうのである。

そこが難しいところである。

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