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ジャンプのMMA漫画第九話🤼‍♂️

選手権大会なのでここから何週にも亘って試合が繰り広げられるのだろう。

掲載順位は真ん中よりやや上。

主役以外にスポットライトが当たっているのでジャンプらしさのチーム対抗戦の様相を呈している。

9話目新展開なのでここで新キャラが出て来たみたいだ。

新連載のカラー扉絵に出て来たであろう人物だが、バックボーンはレスリング。

そう言えば火ノ丸相撲でもレスリングをバックボーンとしたキャラいたよね。

嘗てジャンプではアマレスを題材とした漫画が連載されたことがあったが、人気を得られずに打ち切りとなってしまった。

一応ギャグ漫画だったのだけど、それでも読者の目は厳しい。

ギャグ漫画家が次を描く場合は大体スポーツ漫画だったりする。

そう言えばジャンプのアンケート葉書にはこんな設問があった。

「どのユーチューバーが好き?」という設問の中に選択肢に朝倉未来の名前が書かれてあったので朝倉を選んだ人が少なからず多かったのだろう。

そこで白羽の矢が火ノ丸相撲を描いた川田に立ったのだろうと思われる。

スポーツ漫画は当たればデカいが、極端なので読者がついて来なければ直ぐ打ち切りに遭ってしまう。

しかしまあ、レスリング漫画は描かないのだなという気迫を感じる。

もしもMMA漫画を描かずにレスリング漫画を描いていたらどうなっていたか、多分日の目を見ずに打ち切りに遭っていたことだろう。

ジャンプは大体時事に肖った、便乗したものを漫画にすることがある。

大河ドラマで新選組がやれば銀魂を連載して、尤もその前はるろうに剣心だったが打ち切り寸前のところを起死回生して映画化までするのだから本当に奇蹟としか言いようがなかった。

また、鎌倉時代を扱えばそのまんまやるつもりはなく時代が下がって南北朝時代を扱った漫画を描かせる。

サッカーW杯がやればサッカー漫画を描かせるのだが描く方の伎倆が足らずに屍の山を築いてしまうことは常々だった。

そして凝りもせずに将棋漫画を描かせる癖は何なのか疑問が尽きないのだが、現実的に将棋の人気なんて局地的なものだろうとしか言えないから好い加減現実を見た方が良いと思う。

話が逸れるが、現実的に将棋の超人が現れているので漫画にし難いこともあるだろうが、先ずルールが分からないし、駒が取っ散らかって読者が覚えていられないし、そもそも実力がどんなものなのかさえ分からない。

テレビも新聞社がスポンサーになっているから否応なしに伝えなくてはならないのだが、その視聴者の反応の事情も分かっているからルールを伝える気がなくて勝負飯しか取り上げないし、凄い人が現れてそれで将棋盤を買わせてやらせようとしても大体町の天才にボコボコにされて終わってしまうのである(その町の天才も地区や県とかの天才にボコボコにされる)。

こんなことばっかり繰り返される。

ボクシングが新聞に取り上げられるのも新聞社が協賛しているからであって、MMAは先ずそう言うことはない。

スポーツ新聞に取り上げられることはあるが。

将棋はどれだけ凄いのかという尺度が分からないので共感がし難いのだと一発で分かる。

天才が初心者や愛好者相手に飛車角抜きでもボコボコにしてしまうというデモンストレーションを描けば実力がどんなものか分かるんじゃないかと思う。

MMAなのに将棋の話になってしまった。

とは言ってもMMAも実力が伯仲したり拮抗したりすると力の差が分からなくなって地味に見えてしまう。

人気が途中でストップしてしまうのもこうしたことが原因だったりもする。

前にも繰り返して言って来たことだが。


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