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亀山市の「まん延防止等重点措置」地域指定を受けて

おはようございます。亀山市議会議員の草川たくやです。

政府が三重県への「まん延防止等重点措置」の適用を決定したことを受けて所感を述べます。

重点措置対象地域に亀山市が指定されたことについて

昨日、政府は三重県への「まん延防止等重点措置」の適用を決定しました。

その特に厳しい措置を求める重点措置対象地域は、亀山市を含む北勢地域の10市町及び伊賀地域の2市とされています。

これまで市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染対策に十分ご協力いただいていたと考えます。現在の市内の感染状況だけを見れば、1日あたり新規陽性者数の推移は確実に鈍化しており、さらに飲食店や集客施設等が感染源となったクラスターの事例も見てとれません。亀山市においては、今回の厳しい措置の対象となるような事態には至っていないと認識しています。

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しかし三重県知事が発表した重点措置区域指定の根拠を踏まえれば、(あくまで個人的な見解ですが)亀山市は深刻な新型コロナ感染状況にある四日市市と生活圏が近く(隣接する津市も新型コロナ感染拡大傾向にあり)、鉄道の結節点ゆえに愛知県方面へ通勤される方も少なくないことや、病床占有率が県内で最も高い80%の鈴鹿保健所所管地域に属すること、さらには北勢地域の医療提供体制がひっ迫し、感染者用の病床使用率等が極めて厳しい状況下にあることなど総合的に勘案し、「これ以上感染を波及させない」ために「この地域一帯の人流自体を止める」ことを目的として今回の措置に至ったものと考えています。

亀山市は重点措置区域に指定されたため、5月9日から31日までの間、これまでの県独自の緊急警戒宣言に基づく飲食店への時短要請や不要不急の移動自粛要請を上回る、さらに厳しい措置が講じられることになります。

マンボウまとめ

これらの措置により、市民や事業者の皆様の生活や経営などに大きな制約を課すことになりますが、今は北勢地域における感染拡大を封じ込め、このまん延防止等重点措置を5月31日で確実に終わらせることをみんなが一丸となって目指すべきだと思います。

とはいえ、亀山市だけ限定すれば非常に厳しい、特に飲食店に厳しい措置となります。店舗毎に状況が全く異なります。昼夜問わずの酒類提供禁止は補償金がなければ居酒屋にとって死活問題です。カラオケ設備の禁止も、カラオケ喫茶にとって同様です。県の追加措置次第ですが、亀山市は実情に応じた支援を実施していただきたい。

亀山市民の皆様におかれましては、これら県からの要請を遵守いただくとともに、これまで以上に新型コロナウイルス感染予防・感染拡大防止対策を徹底いただ来ますよう、引き続きご協力をお願い申し上げます。

亀山市のワクチン接種について

何よりも感染予防・感染拡大防止対策の鍵を握るワクチン接種の予約に関しては、5月6日から予約を開始して大きな混乱なく順調に進められています。初日だけで2374件(75歳以上対象者6637名に対して35.8%)の予約を受け付けました。コールセンター1080件、インターネット1294件なので、急遽開始となったインターネット予約は間違いなく英断だったと確信しています。亀山市の執行部や担当職員の皆様の迅速な対応に感謝します。

5月17日から集団接種(総合保健福祉センターあいあい)が始まり、24日個別接種(市立医療センター)、31日その他の医療機関19箇所で個別接種が開始します。

65歳以上74歳以下、そして64歳以下の一般者ワクチン接種についても、少しでも早く始められるよう市役所職員の皆様一丸となって努めておりますので、もうしばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

それではまた

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