クルミノ木ピアノ教室

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教室名の由来

「クルミノ木」の由来についてお話しさせていただきます。 教室名の「クルミノ木」は、ロベルト・シューマン作曲の『ミルテの花』という歌曲集の中の「くるみの木」という曲から取っています。 「ミルテの花」で最も有名な曲は、第1曲目の「献呈」ですが、第3曲目が「くるみの木」です。 以下は、くるみの木の歌詞です。(作詞:ユーリウス・モーゼン) くるみの木と草花が女の子を見守っています。女の子の将来を囁いています。 彼女が悩めば、(くるみの木、草花)が寄り添い曲全体が短調に(暗く)

    • アンサリーさんのコンサート(2017)

      2017.5.18 クラシック音楽を勉強してきた私ですが、クラシック以外のジャンルの音楽でも自分にピタッとはまる音楽に出会うことがあります。 4月、アン・サリーさんのライブに軽井沢に行ってきました。 彼女は、現役の医師で、2児の母親であり、歌手活動もしています。 今回、初めてアン・サリーさんの生の歌声を聴くことができました。 アン・サリーさんの歌声を聴くと頭の中のモヤモヤが消え、浄化されて心が解放されていきます。 会場の軽井沢大賀ホールも木のぬくもりがあって、アットホ

      • レッスンでの対話について考える(2017)

        2017.6.23の記事です。 梅雨に入りましたね。今年の梅雨は、局地的なものが多いようですね。お出かけの際はくれぐれもお気をつけ下さい。 当教室のレッスンでは、双方のコミュニケーションが取れている状態であることをとても大事にしています。 先生という立場は、(私自身も)どうしても一方的に生徒さんに伝える立場になりがちと感じています。  できてないことがあったにしても、相手の状況を考えた上で伝えなければ伝わらないと思っています。 また、生徒さんの自発的な気持ちを大切に

        • 生徒さんへのお便り、コロナ禍でのレッスンについて(2020)

          2020.7.30記事です。 以下、withコロナ状況下でレッスンをしていくにあたって生徒さんに差し上げたお便りの一部をこちらにも掲載いたします。 ※6月の対面レッスン再開の際に、生徒さんたちに 「クルミノ木対面レッスンガイドライン」と下記のお便りを差し上げました。

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        • クルミノ木の話
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          大人の生徒さんたち(2017)

          2017.12.17の記事です 当教室には、数名の大人の生徒さんがいらしています。皆様それぞれのペースで上達されています。 それぞれ、課題や問題点をご自身で把握されている方、曲や音に対するイメージが明確な方、いろいろな方がいらっしゃいます。 皆様の様々な疑問や表現したい想いに、お答えしたり、お手伝いできるようなレッスンでありたいと思っています。 ですので、レッスンは皆様のお話をお聞きすることで成り立っています。皆様の想いをお聞きすることを大切にしています。 基礎的な

          大人の生徒さんたち(2017)

          兄妹レッスン(2017)

          2017.4.22の記事です 王子の飛鳥山の桜も葉桜になりましたね。桜が散ったあと、花びらの絨毯になった様も綺麗で好きです。 当教室では、兄弟、姉妹でのレッスンもしております。 お母様の送り迎えの負担がないよう、お時間も続けてレッスンできるように組ませていただいております。 当教室では、妹さんが最初に始めて、後にお兄ちゃんが始めた兄妹もいらっしゃいます。 妹さんのレッスンに付き添いで来ていたお兄ちゃんもピアノが弾きたくなったそうです。 兄弟、姉妹でのレッスンでは、「

          ハロウィンの思い出(2017,2018)

          2017.10.31の記事です ハロウィンの季節になりました。教室もハロウィン仕様となっております。 生徒さん各々、ご家庭や学校、英語教室でハロウィンのイベントがあるようですね!クルミノ木では、生徒さん達にハロウィンチケットというものをお渡ししました。それぞれチケットの内容は変えています。 例)次のレッスンまでに5曲合格できたら、    お菓子の掴み取りができますetc ※コロナ前のイベントです。 2018.10.31の記事です 今年の教室のハロウィーンチャレンジは

          ハロウィンの思い出(2017,2018)

          4歳の男の子のご成長(2018)

          2018.10.8の記事です。 4月から習いに来てくれて4歳の男の子。 突然の成長にお母様も私も驚いています! 最近では、保育園に行く前に「練習しなくっちゃ」と言っているそうです。 まずは、「練習回数」を目標に。 次は、「練習時間」を目標に。 その次は、「できるようになるまで」を目標に。 それらもこの半年で、できるようになりました。 レッスンに臨む姿勢も変わりました。 「はい」とお返事も言えるようになり 30分間椅子に座っていられるようになり 先生のお話が終わる

          4歳の男の子のご成長(2018)

          第1回クルミノ木ピアノコンサート(2019)

          2019.12.7の記事です 遅ればせながら、10月20日、第1回 クルミノ木ピアノコンサート(発表会)を無事終了しましたことをご報告申し上げます。 今回は、大きな舞台が初めての生徒さんがほとんどだったので、人前で弾くということを想像してもらうことから始まりました。 6月の勉強会、発表会予備テストに始まり、リハーサルも2度行いました。(全員が初めてということで色々と多めに設定させていただきました。) 発表会の曲を渡して、3ヶ月半でソロ曲を2〜3曲準備してもらいました。

          第1回クルミノ木ピアノコンサート(2019)

          雑誌に掲載されました(2019)

          2019.12.7の記事です。 【メディア掲載】雑誌「 CREA 2020年1月号」に掲載されました。 ■CREA 1月号(2019年12月7日発売 / 株式会社文藝春秋 様) ■「知っているようでまだ知らない”秘密の東京”」にて、 2020年の東京でチャレンジしよう Tokyo school guide 2020 に当教室が掲載されました。(P149)

          雑誌に掲載されました(2019)

          箱根に(2017)

          2017.3.29の記事です。 休みの日に箱根に行ってきました。 今回は、行ってみたかった美術館を3箇所巡りました。 ①ポーラ美術館 森の中にある近代的な建物の美術館で、とても静かな空間でした。ピカソとシャガール展と常設展示を閲覧しました。 ②星の王子様ミュージアム ③箱根ガラスの森美術館 気が遠くなりそうなほど、たくさんの工程を踏んで創られた作品がたくさんありました。地道にコツコツ、骨の折れるような作業を連想させられます。 ピアノを弾くことも、コツコツと何度も何

          絵本の世界(2017)

          2017.3.22の記事です。 今でも思い出す懐かしい絵本ってありませんか。 大人になって読み返してみても、大人が読んでも、感動する絵本。じわーっと静かに心に残るもの。 そういう絵本のような、子供のためのたくさんの名曲があります。 私は、子供時代にそういう曲に触れ合う機会に恵まれました。 子供ながらに綺麗だな、かっこいいな、この曲が弾きたいなと感じた曲がたくさんありました。 当教室でそういう曲にたくさん出会って頂けたらと思っております。

          木の音と自然の息吹

          はじめに 宮下奈都さんのエッセイ 「緑の庭に寝転んで」の一部に、 羊と鋼の森(調律師の青年の物語)の着想を得た際の逸話が書かれていていました。 作品を演奏する立場としては、まず演奏する曲を前にして、その作曲家の想いを知ることから始める。時代背景を考える。 和声やメロディー、リズム、スラー等が何を意図していて、それに対して自分自身どんな印象を受けるか、どう弾きたいか、どう聴こえてほしいかとかそんな想像からはじめる。 楽器の特性やしくみを知って、自分の体のことも知ってい

          木の音と自然の息吹

          これからの時代のこととクルミノ木で求め続けるもの

          【これからの時代のこと】 今の世の中は情報化社会、情報過多、価値観の多様さ、過熱する受験戦争、すぐに模倣される、批判される、炎上する、時代が変わりゆくスピードの速さが、凄まじい時代になりました。 そんな社会の中で、これからの子供たちは自身のアイデンティティを形成し生きていく力を身につけ、心の豊かさを身につけて幸せを紡いでいくことができるのだろうか、と日々考えてしまいます。 【ピアノを習ううメリット】ピアノを習う10年〜15年は、幼児期から青年期にかけての大事な人間形成の

          これからの時代のこととクルミノ木で求め続けるもの