【転職】2回の転職経験を通じて思うこと

はじめに

About meでも触れましたが、私はこれまで2回目転職を経験しており、現在3社目の会社に勤務しています。(厳密に言うと3社目にて産休取得中。)

経歴はざっと以下の感じで、1-2社目、2-3社目はそれぞれ親和性があるようなないようなという感じの転職を遂げてきました。

<経歴>
・1社目(新卒~1年数か月):中小SIerにてシステムエンジニア
・2社目(約5年):外資系コンサルファームにてITコンサルタント
・3社目(現在3年目突入):外資系コンサルファームにて戦略系コンサルタント
※厳密にいうと3社目は純粋な戦略系コンサルタントではないのですが、まぁ担当している内容はほぼほぼ戦略系コンサルなのでわかりやすくそう記載させていただきます。

転職に当たって多くのエージェントや転職情報サイトを利用していたたこともあり転職に関しては結構話せるネタが多く、またプライベートの友人から転職に関して相談を受けることが割と多いため、今後もちょこちょこ転職ネタを載せていきたいと思います。

まずはざっくばらんに転職の経験から個人的に思うことをつらつら書いていきます。

転職、、、結局のところ

いきなり元も子もないことを書きますが、2回転職を通じて思うことは、やっぱり1つの会社に長くいることに越したことはないということです。

転職を否定するわけでもないですし、私自身これまでの転職はしてきてよかったと考えています。

が、しかし私のように1年ちょっと、そして5年弱で転職をするのと、1つの会社に6年以上勤めて転職するのだと圧倒的に後者の方が強みが大きいと考えます。
その強みというのは個人的に2点ほどあります。

まず1点目は現職(転職前の会社)を「経験」として語れるということ。
仮に1年ちょっとで転職をした場合、前職での経験を果たして「経験」と言っていいほど語れるでしょうか。
1、2回あった出来事を経験として語るには薄っぺらくなはいでしょうか。
私は1社目がいわゆる事業会社、2社目がコンサルファームだったのですが、コンサルファームではこの事業会社での経験・視点が非常に役に立ちます。
ただ、私は事業会社での経験がたったの1年ちょっとだったので「事業会社では~ということが多い」というように偉そうに語れる程の経験がありませんでした。

これは業界関わらず言えることだと考え、転職後に「前職での経験上、」という風に語った際に在籍年数が長い方が箔がつくのは事実です。

2点目は社内・社外問わず仕事を通じた人脈を形成できること。
数年内で転職をした場合、特に社内の人脈はゼロからの作り直しになります。
在籍年数が長くなると社内で人脈ができるので、とある領域での疑問が湧いたり有識者の力が必要になった時、直ぐに頼れる人がいます。
転職を繰り返すとこの人脈が形成できないまま次の会社に行くので、仕事の効率やノウハウ形成にも影響があると考えます。

「3年神話」はない

長く勤めた方がいいと言いつつ、また矛盾していることを言います。
よく言う「やっぱり最低3年は務めた方がいい」という考えは無意味です。

新卒の時によく「3年経ったら転職する」という言葉をよく耳にしますし、私自身も最初の転職をする時親からは「3年勤めてからにしたら」と言われました。

先ほど伝えたかったことは長く勤められる、勤めたいと考える会社は長くいた方がいいというものであって、ここでお伝えしたいのは1年いようが3年いようが大した経験を得られない(要はクソ会社)と考える会社の場合、さっさと転職することをお勧めします。

Life is very short (by The BEATLES)です。
そんなクソ会社で無駄に人生の時間を費やすのではなく、さっさとあなた自身が輝ける、やりがいを見つけられる会社に転職しましょう。

私個人の経験を言うと、1社目はこの典型的なクソ会社でした。(これは後々書きたいと思います。)
ので、この会社を1年数か月で退職したことは自分の人生の中でもTop 5には入るいい選択だったと考えます。

2社目→3社目に関しては、正直なところ2社目でもう少し踏ん張ってもよかったかなと考えることは多々ありました。
今となっては後悔することはありませんが。後悔しないようにしている、というのが本音かもしれませんが。

2社目については大企業であったため、部署異動等して、もう少し、具体的には管理職になるまで在籍してもよかったとは思います。

転職を考えている多くの方にとって、現在の会社は「クソ会社」に見えるかもしれません。
ただ、それが特定の部署や上司がクソなのか、それとも組織全体として腐りきっているのか、の見極めが非常に重要だと思います。

「辞めて後悔しないか?」「残留となった場合、部署異動等取りうる選択肢は本当にないか?」というのを冷静に・深く考えてみることをお勧めします。

エージェントの絶対的なススメ

最後に少々具体的なアドバイス?を書かせていただきます。

私自身転職エージェントに勤めているわけではなく、また広告収入もらっているわけでもないので回し者でもなんでもないのですが、転職を考える際にはエージェントを利用することを絶対的にお勧めします。

お勧めする理由は大きく3点ありますが、まず1点目はエージェントの場合、非公開求人が圧倒的多数である点です。

リクナビNext、マイナビ転職等といった転職情報サイトはいわゆる公開求人しか掲載されていません。
個人的な感覚ではありますが、公開求人の方が非公開求人に比べて待遇面があまりよくないことの方が多いです。
また、職務内容としても非公開求人の方がより個人の経験にマッチしたものを見つけやすいです。

2点目は何といっても効率のよさです。
自分で求人を探して、マッチするか見極め応募して、日程調整をして、、、転職情報サイトではかなり手間がかかります。

転職エージェントを利用する場合だと、職務経歴書を1本作成する&これまでの自分の経験と転職に当たっての希望要件を話すだけで、自分の志向に沿った求人を紹介してくれます。
エージェントに「とにかく少しでも条件に合えばひとまず紹介してほしい」や、「絞って応募したいから、希望条件全てに合致しない場合は紹介しないでほしい」といった案件の紹介方法(量重視 or 質重視)の希望も伝えることが可能です。

特に仕事を続けながら転職活動をする場合は効率よく転職活動を進めることが重要ですので、エージェントを活用することを強くお勧めします。

3点目は応募企業との就業条件の交渉がしやすいという点です。
転職情報サイトを通じて自分で応募した場合、企業との調整も全て自分で行う必要があります。

その場合、報酬や入社時の職位等の就業条件を直接企業側に伝えにくいことがあると思います。
(伝えたら内定を出してもらえないのではないか、といった懸念もでるかと思います。)

エージェントを利用する場合、企業との調整は全てエージェントが実施してくれるので、これも第三者を通じた方が圧倒的にやりやすいです。
実際、私の2回目の転職の際には、エージェントを通じて希望年収を調整してもらいました。
(現職より1円でも年収が下がる場合、内定が出ても受諾しないとはっきり伝えてもらいました。チキンなので自分で企業に伝えろと言われたらひよっていたと思います。苦笑)

他にも職位や入社時期等、可能な限り自分の希望をかなえた形で転職をしたいですよね。
エージェントも評判で成り立っているところがあるので、少しでも転職者の満足度を高めて転職してほしい、という思いがあるので、いわばWin-Winな関係にあるので、これを十分に利用して、できるだけ希望をかなえて転職しましょう。

Life is very short、かつ人生は一度きりです。
限られた時間の中で、後悔のない転職をするためには転職エージェントを活用しましょう。
(すごく回し者っぽい文章になってしまいましたが、既にお伝えのとおり私は転職エージェントとは無関係です。)

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