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【広島宮島旅】疲労困憊だけど絶景!ロープウェイに乗って弥山に登山【2022年11月】#4

それでは、この公園の中でも一番の美しいスポットである「紅葉谷橋」
と通って、宮島ロープウエーの乗り場に向かいましょう。

紅葉谷橋。絶景!

料金は、大人往復2000円です。

往復2000円(小人1000円)
片道1100円(小人550円)
※ 小人は6歳以上12歳未満

旅行支援の地域クーポンを利用させていただき、
チケットをゲットしました。

それでは早速乗り込んでいきます。

ここの乗り場は紅葉谷駅です。
展望台まで行くのに、実は途中の榧谷(かやたに)駅で乗り換えます。

紅葉谷駅から榧谷(かやたに)駅までは少人数乗りゴンドラの循環式で所要時間約10分。
中間駅の榧谷駅から展望台のある獅子岩(ししいわ)駅までは大きなゴンドラの交走式で所要時間は約5分。かかります。

榧谷駅を出ると、瀬戸内海の絶景や原始林が見えてきました。すばらしいですね。
さて、宮島ロープウェイですが、昭和34年(1959年)に建設されました。
誰でも弥山登山が楽しめるよう建設されたロープウエーですが、
このロープウェイを使用しなくても、弥山に上ることは可能です。
3つあるコースのうち、一番初心者向きなのが紅葉谷コ-スコース。約1時間30分~2時間かかるそうです。
公認ルート以外では毎年、滑落する人や遭難者が発生しているそう。恐ろしい話です。

獅子岩駅に到着しました。

ここから獅子岩駅から山頂へは歩いて約30分の道のりです。
まずは、獅子岩展望台を見てみます。

それでは、頂上を目指していきましょう!


弥山本堂・霊火堂へは徒歩20分、弥山山頂展望台へは徒歩30分とのことなので、距離は大したことはないはずですが、なんせ高低差がありますから油断は禁物です。

歩き始めると、なぜか下りが続きます。


最後には登らなくちゃいけないのに、とおもうと、すごく損した気分になります。

途中で絶景も楽しめました。しかし……

やっとのことで、弥山本堂 [みせんほんどう]に到着です。

806年に弘法大師(空海)によって開基されました。 
平宗盛が寄進した大梵鐘(だいぼんしょう)が安置されています。

こちらで有名なのが、こちらのお堂の中にある、「霊火堂の消えずの火」です。

弘法大師 (空海)が唐からの帰りに宮島に寄り、弥山で修行をした際に護摩の火を焚き、その炎は平安時代から消えずに1200年以上もの間守られ、今も燃え続けている。この火は広島の平和記念公園「平和の灯」の種火になっていることでも知られている。

堂内部には大茶釜が不消の火にかけてあり、ここで沸かした湯は万病に効く霊水だということで、コップも置かれています。
何人かの方は実際に飲まれていました。

それでは登山をつづけましょう。

山頂までは上りが続きます。

前方に見えてきたのはくぐり岩。


巨大な花崗岩が、100万年かけて風化し、3つに分かれた岩が、絶妙なバランスでもたれあう姿になりました。
近年の調査では、岩と地面の距離が知事待っているとの報告もあるそう。
自然の摂理とは思えないような石のトンネルのため、宇宙人がつくったという人もいるそうです。

さて、山頂に到着しました。


ご覧ください。この絶景。素晴らしいですね。

意外と登山客のかた、少なかったですね。
では、展望台の方へ行ってみましょう。

ご覧ください。すごい人です。
お昼時ということもあり、みなさん所狭しと座ってお弁当を食べております。

さて、弥山展望台は平成25年12月に完成した比較的新し施設です。
天気のよい日は四国連山まで望むことができます

それにしても大混雑です。
衝撃的な光景に驚きを隠せないまま、山頂のサインを見届け、下山することにしました。

帰りももちろんロープウェーで戻ります。
ふもとまで戻ったら、乗り場が長蛇の列になっていて、とんでもないことになっていました。
早めに登山できてよかったです。

14:00 五重塔にやってきました

厳島神社の東側に位置する、「五重塔」と「千畳閣」(せんじょうかく)こと
「豊国神社(ほうこく)」にやってきました。

五重塔は、1407年創建で高さは27.6m。
桧皮葺(ひわだぶき)で作られ、和様・唐様を融合した見事な建造となっています。
ちなみにこの五重塔はもともとは仏教の建造物でしたが
明治の神仏分離令の際、中にあった仏像等は近くの「大願寺」に移され、
秀吉公を祀る豊国神社となりました。

 一方、こちらは、五重塔に隣接する千畳閣。豊国神社の本殿です。


履物を脱いであがると、そこには広い板張りの空間が広がっていて、
登山でこわばった足の裏が一気に癒されていきます。
さて、「千畳閣」(せんじょうかく)は、1587年に豊臣秀吉が「戦で亡くなった人々を供養するため、月に一度千部経を唱える経堂を建立しよう」と、供養目的で造らせたものです。
ただ、1598年に建築途中で秀吉が亡くなったため、天井の一部や入口などは、未完成のまま現在に至っています。
この「千畳閣」、いったい何畳分の広さになるのでしょうか
すべて畳が敷かれたとすると、857畳にもなるとのことで、千畳という数字、
まんざら大袈裟な名称というわけでもなく、完成していればさぞや豪華なものになったことでしょう。

まだランチができていなかったので、参道のお店で食べ歩きをしようかときたのですが、ごらんください、この、人・人・人!どこの店も長蛇の列です。


どこの店がいいか、迷っているうちに、フェリーターミナルに到着してしまいました。
もう、ホテルにチェックインもできるので、向かってしまおうと思います。

ホテルからお迎えの船が着いたようです。

それでは移動します。

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