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源実朝・北条政子の墓へ。感慨深いです【鎌倉殿の13人ゆかりの地を巡る日帰り旅#9】2022年10月

鎌倉駅からほど近い寿福寺にやってきました。

寿福寺は、鎌倉五山第三位の寺院です。

最大の特徴は、外門から山門に至る石畳。

この石畳は桂敷きという技法が使われており、不規則に並べられた中央の石を規則的に並べられた両サイドの石で挟んでいるのが特徴です。この石畳は鎌倉一美しいとされており、今日まで人々を魅了し続けています。

さて、この寿福寺、頼朝が没した翌年の1200年(正治2年)、妻の北条政子が創建しました。

見ることができるのはここ、山門まで。鎌倉では珍しく一般公開されていませんが、美しい石畳の参道を歩くだけでも価値がありますね。

ちなみに堂内には三代将軍源実朝像は安置されているそうで、正月とGWの特別公開時のみ、境内参拝が可能だそうです。

さて、こちらには北条政子、そして源実朝の墓があるのでそちらに向かいます。

このような看板があるので迂回して向かいます。

源氏山をくり抜くように作られたやぐらに北条政子、そして源実朝の墓があります。

「吾妻鏡」によると、実朝と政子は今は廃寺となっている「勝長寿院(しょうちょうじゅいん」に葬られたとあり、この寿福寺の五輪塔は、供養塔か、移設されたものと推測されています。

実朝の塔があるやぐらは「唐草やぐら」・「絵かきやぐら」と呼ばれ唐草模様の彩色がかすかに残った珍しいものです。

大河ドラマの柿沢勇人さんの演じる実朝の繊細さにどはまりしているので、2回目の訪問となる今回の方が、こみ上げるものがあります。

この地域には、明治時代の外務大臣「陸奥宗光」 、作家「大佛次郎」と俳人「高浜虚子」のお墓もあるそうです。

それでは小町通りにむかいましょう

小町通りにやってきました。
平日でもとてもにぎやかです。

若宮大路の西側に並行する360メートルほどの通りで、店舗数約250店が立ち並びます。


飲食店、土産物屋とバラエティに富んでいて活気があります。
この小町通り沿いではないのですが、行きたいお店があるのでそこに向かいます。

それがこちら。

クルミっ子で有名な鎌倉紅谷です。
35年以上前に誕生した「クルミッ子」は
スイスの伝統菓子・エンガディナーをヒントに
自家製キャラメル、クルミ、バター生地の3つが組み合わさった菓子です。

お客さんが全くいないので、まさかと思いましたが

やっぱり売り切れだそうです。
この日、人気のクルミっ子は10時開店で10:30に完売だったそう。
何ということでしょう。

いつかゲットしたいです!!!!!

鎌倉散策はこれで今日は終わり。

鎌倉幕府ゆかりの地を周ることで、更にドラマを楽しめそうです。

皆さんもぜひ、史跡を訪れてみてはいかがでしょうか。
動画もあわせてご覧ください。


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