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ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ読書感想文

こんばんは、水瀬綾乃です。


ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ

ずっと積んでいたおかげで2日続けてシリーズ本を読める幸せを噛み締めつつ、読了しました。

今回は夢野久作の作品の「ドグラマグラ」が絡んでの謎ときです。

このシリーズは、作中に色んな本が出てくるのですが、その度に登場作品が気になって読みたくなってお迎えしてしまうのが痛いところ…。

積読本を減らすために日々本を読んでいるのに、これ以上本を増やしてどうするの〜?!

でも!今回に限ってそれは大丈夫そうです。
だって「ドグラマグラ」は、三代奇書のうちの一冊だし、読めば〇〇などと色々噂されている作品なんですよ。さすがに怖くて読む勇気はないです。
怖いもの見たさというのも少しはありますけどね。

でも、今はまだ読むのは遠慮しておきます。
そのうちまた巡り合う機会があるかもしれません。
そしたら読んでみたいと思います。

今回は栞子と扉子だけでなく智恵子までもたっぷり絡んでくるのも楽しみどころ。

独特の雰囲気(篠川家の女性みんなそうですけど)の智恵子が登場するだけで緊張が走り、場の空気はガラッと変わる。
終わりも智恵子の思惑が垣間見られたけれど、それはまるで自分の巣の中に獲物を誘い込む蜘蛛のようで、ぞっとします。
でも、続きが気になるところです。

よく、本棚を見ればその人がわかるなんて言われますけど、人に本棚を見せるのって何となく恥ずかしいものです。自分の思考の好みが顕著ですものね。

作中では失くした記憶を紐解くのに自分の蔵書の本を読むことが試されていましたが、それまでどんな本を読んでいたのか、たぐり寄せてみることは、本当に記憶の足がかりになるかもしれないですよね!

でもそれはあくまでもちゃんと読んでいる蔵書だからできること。
私のように積みっぱなしではヒントにもならない。

やっぱり、せっせと読んでいくしかないなぁ〜。
明日もまた何か一冊、読むことにします。


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