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社会人3年生が今月読んだ本 7冊

画像は美味しかったパン屋さん。
クロワッサンがすごい。

今月は7冊読んでた。どれもエッセイ。

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

暮らしの手帖の編集長、松浦弥太郎のエッセイが今年の1冊目だった。
donguri fmで紹介されてて読んでみたやつ。

タイトルの通り著者が若い頃にアメリカにいた時のエッセイ。
アメリカで出会った彼女と一緒に暮らし、朝起きたらコーヒーを買いに行き、遅めの朝ごはん。夕方までベッドで過ごして気が向いたら映画を観に行く。帰ってきて本を読み、寝る。朝起きたらコーヒーを買いに行き、、、みたいな生活が書かれてて憧れ。
でも、そういう休みを過ごすと「何かしなきゃ」と落ち着かないので、人には人のライフスタイルなのでしょう。
久しぶりにエッセイ読んだら著者と会話しているような気になれて楽しかった。

ナナメの夕暮れ

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

毎週欠かさず聞くラジオが二つある。
「バナナマンのバナナムーンゴールド」と「オードリーのオールナイトニッポン」だ。
春日ばっかり目立ってるイメージだったけれど、ラジオを聞いてみたら若林が凄く熱い。
初めて聞いた時、「俺はこの国の冷笑の文化には負けないぜえ?」みたいなことを冗談ぽく言ってて、
(やっぱり深夜ラジオだとお笑い芸人てキャラ違うなあ)とか思ってた。
でも、エッセイ読んだら本当に熱い人だった。あれは冗談じゃなかったんだ。
彼らは3月に武道館でお笑いライブを行う。行きたかった。
今なら映画館で見るチャンスがある。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

去年読んだ「大人げない大人になれ!」に「読んでも何も得られないけれど、それがいい」と紹介されていた本。
ノーベル賞をもらった物理学者の半ば自伝的なエッセイ集。タイトル通り冗談みたいにいたずらしまくってて、楽しい。一緒にいた人はみんなこの人のこと好きだったのでは。下巻もあるので楽しみ。

天才はあきらめた (朝日文庫)

若林の本を読んだ勢いで読んだ。
若林が書いた紹介文を見るたび面白い。
「あの実力があって慕われてないとなると、よっぽど人望がないのだろう」

これも、自伝的なエッセイ。
M-1に出る前や、しずちゃんがボクシングしてた頃のことも書いてある。
初めてM-1で南海キャンディーズを見たときのことを思い出す。こともなげに面白いことをやってみせるけど、見えないところはすごい。
何か嫌なことをされたりすると、ノートに書いていつか復讐するらしい。怖い。
若林と山ちゃんは以前「たりない二人」という番組をやっていた。女優と付き合うような若林は完全に"たりている"のではと思う。
若林が女優と別れた報道の後に山ちゃんはラジオで若林に向かって語り掛けた。
「お帰り」
と。

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 

若林の本が面白過ぎて全部読むしかなかった。
今の若林よりもめちゃくちゃ尖ってた頃に書いてたので笑っちゃうことが多い。スタバでグランデって言うのが恥ずかしかったらしい。わかる。

読書について (光文社古典新訳文庫)

2017年に買ってずっと読んでなかったやつ。ショーペンハウアーのエッセイ的なやつ。めちゃくちゃ面白い。
多読する人、自分の頭で考えない人、国語を疎かにする人を滅茶苦茶にこき下ろしてる。頭いい人に理路整然とこき下ろされるのは怖い。
とにかくいっぱい本を読んでみようとしてた自分にとってはドキッとさせられた。


計7冊。休みが多かったのと、移動時間が長いので結構読めるもんだ。
どうしてもTwitterとかばっかりいじっちゃうからもっと本読んだり考え事したりした方がいいのかもしれない。

去年は
「SF読むぞー」
とか意気込んでたけど、全部エッセイでした。
会話しているような感じがして、自分の物の考え方と否が応でも比べるので、面白かった。
来月は何するやら。スノボーしたいぞ。

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