趣味ってそんなに大事なのか?

けんすうさんが、あるツイートを見て書かれた記事を読んだ僕がさらに記事を書いてみます。

ツイートでは、「多趣味であるが故の苦悩」みたいなことがシンプルに描かれているのですが、どっちかというと僕もこのタイプなんですよね。

どこまでを趣味と呼べるかは別としても、興味があることは結構たくさんあるんですが、どれも「スペシャリスト」なのかと言われると、そうでもないんですよね。

あることに対して、周りに比べたら "少し詳しいやつ" っているじゃないですか。正しくあれです。

もちろんどれも好きなので、ずっと関わっていたい気持ちはありますし、そういうものを周りの人々にも知ってもらいたいという思いもあります。

趣味=好きなもの なのか?

そんなことを考えていたら、「趣味=好きなもの」という公式はあったとしても「好きなもの=趣味」というわけではないと思うようになりました。

唯一なんとかなる趣味がマンガとインターネットと、あとビジネス書を読むくらいだったんですが、長時間楽しめるものを仕事にしないと生きていけないので、これらはすべて仕事になりました。よって僕の趣味は現在ゼロです。

けんすうさんの記事にもこんなことが書いてありましたが、好きなものを仕事にした結果、趣味ではなくなってしまったということですよね。仕事と趣味が一体化しているだけと考えることもできますが、好きだからと言って必ずしも趣味になるとは限らないのかなと。

それでも、趣味ゼロというけんすうさんの生き方は貧しいものだとは思いません。むしろ仕事を楽しんでいる感が伝わってきて、すごく憧れます。

つまるところ・・・

たしかに、趣味が多いことは人生を豊かにするかもしれません。でも、反対に趣味がなくても豊かな人生は送れるのではないのかなと。

僕が思うに、趣味の多さというよりは、「好きなもの/こと」が多いことが人生を豊かにするのではないかなと。そして、人によってはそれを「趣味」と捉えるかもしれない、というだけの話だと思うんですね。

恋人やパートナーへの愛情が人によって様々なように、好きの度合いとかはあまり重要じゃなくて、さらに他人と比べる必要もないのではないかと。

一つのことへの情熱が続かないのであれば、他に情熱を分けてあげたっていいし、それがいつどこで活かされるかなんて誰にもわからないわけです。

自分の中で情熱を注げる「好きなもの/こと」を見つけることこそが、人生を豊かにするんだろうなぁ、と考えたお話でした。

あ、一番いいのは「好きなものを見つけ続けるという趣味」なのかも(笑)

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