
なぜ社長ブロガーはハゲをブログに晒したのか? ハゲ記事の裏にあるマーケティングを紹介します
どうも!若ハゲ社長ブロガーのクロネコ屋です。
若ハゲ社長ブロガーって何? という方のために補足です。普段はブログを書いて、そこに広告を貼って稼ぐ、いわゆる「アフィリエイト」で稼いでいます。
法人化しており、会社としての売上は年6000万前後。従業員を雇わず、一人経営でやっています。
その業務の一環で、ブログ運営やアクセスアップのコツなどをブログ・Twitterで発信しています。
ありがたい事に、Twitterの方はフォロワー2万5000人を超え、いわゆるインフルエンサーとしての発信力も少し付いてきました。
そんな私ですが、本日、若ハゲを告白する記事を書きました。
公開と同時にTwitterで記事の宣伝をしたのですが、想像以上の反響(?)があり、驚いています。
なぜ社長である私が、わざわざ若ハゲである事を告白したのか?
もちろん、記事タイトルにある通り、同じ若ハゲで悩んでいる29歳の方にメッセージが届けばいいな…という想いもあります。
しかし、私はブログで食っているブロガーですから、当然その裏には経営的な狙いもあります。
今回は「なぜ社長ブロガーはハゲをブログに晒したのか?」という、記事の裏側についてnoteでネタバレします。
ハゲ市場は大きいから身を削って参入した
まず最初に言っておきたい事は『ハゲ市場は大きい』という事です。
ネット広告(アフィリエイト)において、脱毛や金融、ダイエットといった巨大市場を狙うのが大きく稼ぐためのコツと言われています。
育毛もそういったビッグジャンルの一角です。育毛はコンプレックス系と言われており、悩みが深い分、ユーザーの購買意欲・購買単価が高いと言われています。
そのため、グーグルアドセンスの単価も高く、個別広告を掲載せずとも『収益率』が高くなります。
ただ、記事でも書いている通り、私は育毛剤もAGA(?)もやっていません。調べた事もありませんし、紹介することも出来ません。
ですが、グーグルアドセンスを載せているので、何かしら育毛剤の広告が出るかもしれません。
▼ 実際に記事に出た広告
記事内では「育毛剤なんて使うな、女々しい」と書いていますが、興味をそそられて広告をクリックする人はいるでしょう。
なぜなら、私もたまに育毛系の広告をクリックするからです。
ハゲを恥じる深層心理から、育毛という言葉が入ってると無意識にクリックしてしまうのです。どんなに強がっていても、クリックしてしまうのです。
そういう訳で、本文では育毛剤には否定的ですが、グーグルアドセンス設置によって収益が出ると思います。
これからAGAや育毛剤の真偽について取材をすれば、その記事をつなげる事もできます。
ハゲに関する記事をハゲている私がやる事によって、信憑性は増すでしょうし、もし育毛剤が効果がない事が分かれば、否定的な記事も掲載する予定です。
広告のために「育毛剤は効果あり」という記事が山のように出てくる昨今、あえて体当たり取材をする事で、検索順位もそこそこ良い位置が取れるのでは? と思っています。
お金儲けの話にガッカリしないで。タダでハゲを晒す男はいない
「ビジネスのためにハゲ記事書いたのか。がっかりだ」
という声もあるかもしれません。
しかし、私もハゲというコンプレックスを世界に晒す以上、精神的負担がデカい…というリスクを背負っています。
考えてみて下さい。
社長がハゲを晒して、ブログ記事にしてしまえば、今後、どんなに事業で成功しても
「でも、ハゲてるらしいよ」
「若い頃からハゲてるんだ。可愛そう」
と言われる事は間違いありません。
仮にイベントに壇上しても、好奇の目で見られたり、心無い人にハゲいじりをされる可能性だってあります。
記事は面白おかしく書いているので「この人はハゲでいじって良い人なんだ」と勘違いする人が出てくる可能性はあるでしょう。
今はまだ超零細企業の、ほとんど個人ブロガーレベルの社長だから良いですが、これで従業員数1000人の企業になったら、表に出る機会も多くなるでしょう。
その時に「ハゲの記事読みました」と代わる代わる言われるのです。いくら晒しを覚悟したとはいえ、精神的にキツイでしょう。
コンプレックスの告白というのは、それほど重い一発なのです。
▼ 記事を公開した後の私のツイート
だからこそ、ビジネスとしてリターンが無ければ、顔を隠してるとは言えハゲを全世界に晒すなんて自殺行為はしません。
もし明日、私が交通事故で死んだら、一生ハゲを晒したまま生きるんですよ? 死んでも死にきれません。
それでも、社長として『ハゲを晒してリターンを取る』という方を選んだのです。ボランティア活動ではないので、収益狙い・広告狙いな事はご了承下さい。
若ハゲ社長というインパクトが強いから
若くして起業した人の多くは、自信を持っておりインタビューでも意識の高さが伺えます。
しかし、若ハゲを大々的にアピールしている人は、あまり居ません。世界は広いので、当然若ハゲをアピールする社長はいるでしょうがレアです。
私はブログアフィリエイトで成り上がったので、ブロガーと名乗れます。元作家ですから、起業家としては変わり種です。
だからこそ、若ハゲ×社長×ブロガーという独自スタンスで前に出れば、何かしら目立てるんじゃないかな? と思ったのです。
前は肩書きとして『アフィリエイター』と書いていましたが、今後は若ハゲ社長ブロガーとして活動していきます。
ブログで稼ぎたい人、アフィリエイトを始めたい人にとってはアフィリエイターという肩書きの方が分かりやすいですが、私はブロガー路線を強化していきたいので、あえて若ハゲ社長ブロガーの肩書きを選びました。
これが成功なのか失敗なのかは分かりませんが、いつまでも同じ事をやっていても詰むな…と思ったので、販路を広げるためにもハゲを晒していく方向に変えました。
顔出し写真が使えて差別化できるから
私はこれまで匿名+顔出しNGで活動してきました。
しかし、最近は顔出し当たり前の文化が根強くなってきており、10代~20代の多くはネットで顔を出すことに抵抗がありません。
ネットで発信者が顔を出すメリットは、やはり親しみやすさにあると思います。
何度もその人の顔を見ているうちに、単純接触効果で親しみを持ち、まるで友達のように身近に感じられるのです。
企業がライターを雇い、合理的にコンテンツを作る昨今、私のような一人社長(個人事業)が生き残るためには、オリジナルの魅力が必要不可欠です。
そこで仮面をつけて顔出し+ハゲを晒すという路線にかじを切りました。
頭皮までは真似できないでしょうし、ハゲを晒せる人は少ないという二重のハードルがありますから、差別化にはもってこいです。
仮に私の画像をパクっても「この頭皮、私ですよね?写真判定しますか?」と言えば一発で倒せます。
ネットメディアでは、画像パクリ、文章リライトが多いですから、誰にも真似できない差別化をするためにも、ハゲは強力な武器だと思い公開しました。
また、読者の方に私の頭皮を晒すことで「この頭皮見たことある!親しみがわいてきたぞ!」と単純接触効果によるブランド力アップも狙っています。
まぁ若ハゲの頭皮なんて誰も見たくないので、今回のハゲ告白記事の一回切りだと思いますけどね。ハゲ画像を晒すのは…。
何だか無性に悲しくなってきました。大丈夫。若ハゲは声をあげないだけで、ネットにはたくさんいるはずなんだ。俺は、一人じゃない。
感情的になってしまい申し訳ない。本題に戻りますね。
弱みを晒す事で、親しみを持ってもらうのが狙い
あざとい話になりますが、弱みを出す事で読者やフォロワーの方に親しみを持ってもらいたい…という狙いもありました。
漫画や小説でキャラクターを作る時の定番なのですが、魅力的なキャラを作りたかったら必ず弱みを作れ、というものがあります。
完璧超人なキャラは敬遠されます。人は弱みを持った人間に好感を持ち、感情移入するものです。
私はどちらかと言うと、ブログビジネスで上手くいってる人、成功者…と思われている節がありました。
実際、収益報告をガツガツやっていたので、私も札束で殴るじゃないですけど、成功体験を押し出す事で尊敬してもらうようなブランディングをしていました。
しかし、金を稼いだからといって、それだけで尊敬されたり、ブログを熱心に読まれたりするのは時代遅れだと思っています。
下記の記事でも、その点について言及しています。
今はyoutuberを見ても分かる通り、大切なのは親しみやすさです。
隣に住んでる相談しやすい兄ちゃん。
クラスの人気者。お笑い担当。
そんな身近な存在こそ、10代20代の求めている人物像だと思うんです。
そして広告業においても「検索上位にあるから買う」というSEOだけでなく「この人なら信用できるから買う」という書き手による集客効果・マーケティング効果が今後はトレンドとして出てくると思います。
かつては芸能人くらいしか出来なかった書き手のブランディングですが、今はyoutubeやTwitter、ブログなどいくらでも個人のブランド化が出来る時代です。
マーケターとして、自分に価値を付与しない手はありません。
弱みを出すというのは、親しみを持ってもらうには最強のアプローチだと思いました。
そして私の最大の弱みはなにか? と思った時、ハゲである事がピシャリと思いついた。
悩みましたね。ハゲを晒すかどうか。
「別にブログ収入は月400万~500万あるし、恥を晒す必要はない」
「ハゲを晒したら、一生ハゲのレッテルを貼られるぞ」
「2万5000フォロワーにハゲを宣伝するのか…?」
と相当悩みました。
でもね、ここで変化を恐れたら、一生過去の成功体験をありがたがる、つまんねぇオッサンになるだろうな、と思いハゲ晒しを決意しました。
人はちょっとばかし金を稼ぐと、すぐ守りに入ります。
やれ資産運用で不労所得を作ろうだ。元本保証で節税だ。
そんな経営してて、楽しいか?
一人だけ守りに入ってぬくぬくして、社長として楽しいか?
もうひとりの私がそう呟きました。失敗を恐れてチャレンジしない。これってサラリーマンや公務員の思考ですよね。
昔の私だったら、チャレンジを恐れなかった。100万握りしめてフィリピンに留学行ったり、ブログ収入が月10万以下なのに「ブログで食っていく」と言い出したり…
あの時の気持ちを失いたくない。
ここでハゲを晒さなかったら、私はジリ貧になって収入が落ちていくのを怯えながら見続けるダメ社長になる。
そう思って、ハゲを晒すことにしました。
社長として食えなくなったら、家族が困ります。嫁を旅行に連れて行く事もできないし、母に仕送りすることも出来なくなる。
でも、ハゲを晒しても困るのは自分だけ。しかも、困るといっても、せいぜい恥ずかしいと感じるだけ。
ハゲだとバレて困るような立場か? お前は。思い上がるな。商売のためならハゲも晒すのが真の商売人ってもんだ…!
こうして、私は自分の中で覚悟を決めてハゲ記事を書きました。
社長よ、もっとハゲを晒していこう
最近、社長のインタビューとか、起業家のインタビューをよく読みます。でも、皆さん視線が高すぎて、おそらく多くの人はついていけず
「すごいなぁ」
「俺とは違う世界の人なんだろうな」
「頭の出来が違うんだろうな」
と距離を取ってしまいます。
しかし、そんな凄い人が弱みを出したら、どう思いますか? しかもハゲで悩んでいたら?
一気に親しみがわきますよね。こんな凄い人もハゲで悩んでるんだ…みたいな。
ビジネスで成功すると、意識ばかり高くなる社長が多いですが、私はそういう人こそハゲを晒すべきだと思っています。
もし晒さないのなら、それで結構。若ハゲ社長のポジションは、私が独占っせて頂きます。
世の中の流行り廃りは、非常に速いです。安泰だと思っていたビジネスが、いつ崩れてしまうか分からない。
だからこそ、常にチャレンジする心は忘れたくないものです。私も若ハゲ社長ブロガーとして、新しい一歩を踏み出しました。
皆さんも、ぜひ同じやり方に固執せず、新しい扉を開いて下さい。
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