「いじめ」と言霊学とカタカムナ

こんにちわ、くろあです。今回のテーマは現代社会ではとても重く、正反合では永遠に解決しない「いじめ」を取り上げてみます。言霊学で言う「天津金木」カタカムナでいう「マワリテメグル」状態は、たまご(現象)の中心以外をかき混ぜたときに発生します。とにかくまず「いじめはわるいもの」という意識を捨てましょう。解決不可能にしてしまいます。

対立の天津金木の太極図(wikiより)

陰の陽と陽の陰、双方は両方同時に現れます。天津金木音図ではになります。白い濁り(全体主義)は他人軸、黒い濁り(独裁)は自分軸の濁りです。双方は同時に現れ、自分たちの意思に関係なく対立関係になります。これは「いじめ」だけではなく、「戦争」やその他すべての渦にはこういう関係が成り立ちます。では「いじめっこ」と「いじめられっこ」はどういう関係かというと、次の図を見てください。

仲直りの天津太祝詞の太極図(wikiより)

この図のように、双方が和解し、初心に帰り中心に渦を巻くことに成功(天津太祝詞=ムシナコト)すると、二人は肩を並べ合い最高の理解者になることを示しています。つまり、いじめてくる相手は自分の最高の理解者であるということです。納得いかないと思いますが真理なのでそうという他ありません。

これからのいじめ対策

いじめが発覚したとき、どちらかを悪として引きはがした場合、おそらく一番の親友を得るチャンスを失うこととなります。渦中にいる本人たちは絶対に気づけないので、周りの人間が上手に導いていく必要があります。2人が対立しているのは成長の過程であり、何かしらの「手段」が「目的化」したときに発生します。陰陽が反転しているときですね。本当は仲良くしたかったのかもしれません、でも手段がかみ合わずにヒルコ(課題)を生み、分かり合えるゆえに溝は深まっていきます。そして大きな対立の渦になってしまいます。この渦を解消するには「ほっとく」かいじめっ子に「気づき」を、いじめられっ子には愛情で「」を与えないといけません。お湯は勝手に冷えるけど、水は沸かさないと水のままということです。双方人肌の温度まで戻してあげる必要がありますので、それは周りの仕事となります。

分かりあえた二人は大きな柱となる

そうして分かり合えた二人は周りを支えうる大きな大黒柱となります。呼吸を始めたトーラスは陽から陰へ流れています。その流れは愛であり、優しいですが支配的でもあります。自分軸を持っていないと流されてしまいます。未熟な2人は共に流された「弱者」であり、同時に成長し「上る者」です。2軸ではなく3軸、見守る者のバランス感覚が大事な時代になるでしょう。これからの時代の基礎知識として頭の片隅に入れておいていただけると嬉しいです。

歪んだ解決は歪んだ強者を生み出す

いじめ問題を歪んだ解決に導くと、双方歪んだ強者となります。仮にうじうじして弱そうに見えてもその弱さは支配的で周りを濁らせていきます。弱いのに強がったり、強いのに弱い振りしたり。身の回りにも思い当たる人は多いと思います。無知は問題を大きくし、歪んだ正義は世の中を濁らせます。渦は成長の音図ですがこじれると病気になります。気を付けたいところですね。ではまた。

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