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現役男子高校生が一人で400人以上が出場したeスポーツの大会を開いた話。vol.3

宮崎県を拠点に活動するマルチプロゲーミングチームFiveness Esportsの代表をしている黒まめ(永田 大和)です。この記事の投稿段階ではまだ18歳の高校3年生です!

携帯持ってるやつイケメンですよね。許せない。

うちのtadaNiki選手です。沖縄からはるばる来てくれました。

さて前回は、人との繋がりの重要性と、書類について書かせていただきました。

今回は前回の告知通り

・協賛企業の獲得方法

・すべき事が分かったらなるべく安く済ませよう

について書いていこうと思います。

おそらくFiveness JapanCUPに関しての投稿はこれで最後です。

1,協賛企業の獲得方法

前回お話した繋がりにも似通う話ですが、やはり初対面で協賛してくださいと言って協賛してくださる企業というのは多くはありません。僕のアプローチの方法に問題があったのかもしれませんが、数十社に声をかけて、ご協賛いただけたのはほんの数社でした。

ただ、その数社をどのようにして獲得したのか。そこを掘り下げていきます。

・大会の意味

何のため、誰のための大会なのか。大会を開いたらどうなるのか、今後どうしていきたいのか。そういう諸々を全てまとめたのが大会の意味です。

大会とは参加者ファーストでなくてはいけません。

参加者とは、選手と視聴者含めです。運営が満足したからはい、終わり。の大会は成功しないと思っています。最初から最後まで選手のことを考え、視聴者のことを考えることのできた大会が美しいものだと感じます。

運営の利益を求めた大会に企業も人も協力しません。

あくまで社会貢献。

その大会を開くことによって、業界や社会にどういう影響があり、今後どうなっていくのか。そういうところを考えて企画しましょう。

参加者のことを考えれば、必然的に『いい大会』になり、協賛企業や、協力してくれる方が増えると思います。

2,すべき事が分かったらなるべく安く済ませよう

お金がかからないに越したことはないです。

黒字になれば主催者の今後の活動資金になりますからね。

eスポーツは業界的に全体的にまだ儲からない傾向にあると考えています。

そんな中で、無償でサービス等を提供してくださる方々が多くいます。

そういった方々と知り合ったり、そういう情報を得るのも『繋がり』がある人が有利になります。

無償でサービスを提供してくださる企業様の例をあげるとしたら、やはり

ソフマップ eSports Studio AKIBA 様でしょう。

Fiveness JapanCUPでも大変お世話になりました。

なんと、スタジオの使用料、PC使用料、デバイス使用料、配信サポート料...

全て無料!!!!!

ビビりますよね。大丈夫です、僕が一番ビビってます。

HPからスケジュール確認とスタジオの予約が可能です。初めての大会主催でいろいろなミスをする僕を手厚くサポートしてくださいました。

お金をかけずにオフラインでeスポーツイベントをするなら断然オススメします!

具体例を出しましたが、ソフマップ様のように無料でサービスを展開している個人、企業様は多くいます。

そういった方々と上手く協力し合い、お金をかけずに出来ることを模索してください。

そうすることで、無理せず継続した活動ができるようになります。

あなたのビジョンや、方向性を訴えてください。それが利益追求では無く(利益追求は大事ですが、一番の目的になってはいけません)社会や業界に取って「良いモノ」であり、お互いにwin-winの関係になれるモノなら多くの人がきっと協力してくださいます。


いかがでしょうか、番外編を含めて全4編で完結した、現役男子高校生が一人で400人以上が出場したeスポーツの大会を開いた話。

想像以上の反響があり、各方面から様々なお声を頂きました。ありがとうございます。

このように、自分が動くことによって見える世界がレベルアップしたり、新たな繋がりが芽生えたりします。

それは、とても興奮するモノです。

内側から熱いモノが込み上げてきて、それが思考する、行動するガソリンになります。

沢山失敗も、挫折もすると思います。少なくとも僕は何回も経験しました。代表という立場を投げ捨てて、責任やプレッシャーから解放されたい。

何度もそう思いました。

でも、そのガソリンや、付いてきてくれるチームメンバーのお陰で今も続けられています。

チャンスというのは、行動しなければ掴む事はでき無いと思います。

僕のDMには毎日十数人、自分の夢を語り、助言を求めてくる方がいます。

殆どの方に共通するのは、まだ何も行動に移していないということ。

夢を見て、妄想して、それを語る事にガソリンを使ってしまっている。

僕は声を大にして言いたい事があります。

何でも良いから何かして欲しい。

eスポーツに全く関係無くても良いんです。日常の中に非日常を入れて、それを日常にしてください。

例えばボランティアでゴミ拾いしてみるとか、ちょっと違う道を歩いてみるとか。家電量販店の店員さんとeスポーツの話をしてみるとか。

そういう小さな行動を起こしてみてください。

最初から大きい事が出来る人はいません。その中で得られるものがきっとあります。それに気付き、大事に育んでください。

この記事を読み、なにかをしてみようと思った方と、いつか同じ舞台に立てる事を楽しみにしています。

Fiveness Esportsは来月で活動開始から1年になります。

まだまだ発展途上、小さなチームですが若さとやる気と行動力には満ち溢れてるチームだと思っています。

もし良ければ、これから僕たちを見ていてください。きっと後悔させません。


ありがとうございました。


Fiveness Esports代表 永田大和




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