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満月収穫・秋分の野菜とハーブ 魔女暮らし日記 9.21.2021

毎年、秋分ころは畑が忙しい。
朝から晩まで働いて、あっという間に時間が過ぎ、疲れ果て、夜はぐっすり眠れる。
まるで遊園地へ行って遊び疲れた子供のように。
そんな体験を大人になってからもできる畑ってすごいなと思う。

秋分ころの畑が忙しいのは、やることが重なるからだ。
今年は8年ぶりの中秋の名月と満月が重なっているし、秋分の日にも近いししでてんやわんや。

まずは満月で行なっている収穫作業と虫駆除。
満月では植物だけでなく動物や虫たちもみなぎっている。

今回は魚座の方角での満月だったので、苗の植え付け、株分け、植え替えなども同時進行となる。(魔女畑では、無農薬・月の暦で栽培している)
もちろんそのための再生土の準備は予めしておいたが、やっぱり土は足りないかもしれない。あんなに作ったのに。

足りなければ土作りも同時進行だ。
さらに種まき。これはすでに月が蠍座の方角のときに種まきしたので、すっかり芽吹いた。来週に鉢上げといったところか。

そんなこんなで忙しさが農業に極ぶりしていて、そのほかのウィッチクラフトどころではない。

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ハーブはレモンバーム、モナルダが元気いっぱい。ニームケーキのおかげなのかアブラムシがいないのでレモンバームがたくさん採れる。

モナルダやセージはあおむし君にやられたが、適宜駆除してなんとか無事。
特にセージはよほどふわふわで美味しいのか、ハマキムシやケムッソが大量にいた。
収穫のついでにピンチしてすかして、そのあとひとつひとつ葉をチェックしてみると結構いるもんだ。
そうしたものは駆除して堆肥に利用されるから、きれいな葉のみ魔術品に加工される。

コモンラベンダーやヤロウの花は9月から咲き始めた。
これらには虫がつかないので手間のかからないいい子…。

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ローズマリーは、昨年の長雨のせいなのか、木自体に元気がなくなり、どうしようかと悩みつつ放置していたが、今では新芽を伸ばし元気に復活した。密になったところをすかしてピンチしてみた。

食べるほうのオレガノは、繁殖力がすごくてグランドカバー化しそうなほど。
多少強引に引っこ抜いてもまた元気になるので、余分なところを手でつかんで引っ張るという収穫方法をとる。こんなことするの、わたしだけだろう(笑)。

タイムもたくさん生い茂っており。いつもは下の葉をすいてやるのだが、今回は上の葉があまりにもきれいで、つい摘みたくなってしまった。
おかげでセルフカットを失敗したようなお姿になったタイム。またすぐ伸びるからいっか。

ローズゼラニウムも少しだけ採れた。
夏のあいだはたくさん採れるのだが、だんだん穫量が少なくなっていく。

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キャットニップは一昨日、株分けして植え替えたときに収穫した。
こんな変な葉っぱが。
茎が集合して固まって、そこから四つ葉になっている。

こんな不思議な形の葉っぱ、珍しいというよりちょっと怖さがある。
葉っぱはちゃんと1枚ずつ干すことにする。

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収穫野菜は、唐辛子、パプリカ、ピーマン。
ぷりっぷりの実がきらっきらしてる。

無農薬では、このぴかぴかの色が特徴かなあ。
疲れてない色してる。そしてピーマンでも甘い(苦くない)。
生でも食べられる。

唐辛子は辛すぎ。トマトは甘すぎ。
でもこれが自然のことだと思っている。

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こちらはチンゲン菜、ナス、オクラ。
瑞々しい葉っぱ、つやっつや。朝どれの野菜は、光合成をする前だからめちゃくちゃ甘い。

今日の夕餉は、チンゲン菜とナスの味噌汁に、オクラのおかか和え、ピリ辛きんぴら、パプリカの肉詰めかな。

最近、パプリカの肉詰めにハマっていて(パプリカやピーマンの消費のため)、肉タネに豆腐を混ぜてふわふわヘルシーにしている。
大量に作っておき、余ったら冷凍して旦那のお弁当にもいい。

厚い日だったらピクルスを作っていたが、もうお酢を欲してないのよ…寒いのよ。
でもうちのレシピは白ワインビネガーなので、ふつうのお酢のピクルスよりもマイルドで好き。(酸っぱいのが苦手)

唐辛子で食べるラー油を作ろうと思っているが、秋分過ぎないとダメかな。
こんな調子で畑が忙しいが、毎日が楽しい。


今宵も善い夜を。





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