満員電車に未だに慣れない。

上京して早4ヶ月ちょい、未だに毎日乗っている満員電車に慣れないでいる。

朝の通勤ラッシュに乗っている人たちって皆ロボットみたい。

ぷしゅーっと電車の扉が開くと、中から無表情の人たちがささっと降りていき、人が途切れたら駅で待っている人たちがすいーっと無表情で入っていく。

そして大きな駅に近づくに連れて電車の中はますます混んできて、隣の人の左肘や右肘が脇腹に食い込んでくる。

こう言うとセクハラに聞こえるかもしれないが、脇腹に食い込んでくる腕から血の通った人間の温かさは感じる一方で、人間味のする暖かみは一切感じないのがとっても不思議。

あんなにも感情を出さずにただ茫然と窓に映る目の死んだ自分の顔をみたり、パズドラしたりするのって満員電車の中かしょうもない会議で座っている時くらいではないだろうか。

いっそのこと1つの箱に大勢詰め込んで運ぶ方式なんて辞めて、くら寿司みたいにながーいベルトコンベアを敷いてその上に1人用の小さな席を設けたカプセルをただひらすら流して、好きな時間にすいっと座れたらいいのに。

なんて思ったけど、毎日が椅子取りゲームになっちゃって今よりも増して苛立ちが募りそう。

そんなことを満員電車に揺られながらときたま考えています。


就職を機に上京した頃のわたしが書いた昔の記事。最近は乗る機会がめっきりなくなったが、それでも満員電車に慣れないままだ。

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