私の紹介営業の発端ストーリー

はじめまして、くるみです。

今では紹介営業って普通です。
ただ私が勤めだしたころはまだあまり不動産業界では認知されてなかったと思います。
私が勤めさせていただいた一社目は、一日中電話打ってました。
テレコールってやつですね。
私はノーキャリアで中途採用だったわけですが、
新卒の方含めてみんなでずーーーっと電話を打っている姿に
????
でした。

いや、わからないです、素晴らしいテレコールで
普段知らなかった話を知る事ができる。
なんでもきっかけなんてなんでもいいわけで
わかるんですよ
もちろん飛び込み営業も、
テレコールも
一種のきっかけですから
ただ、、、
????
なんで??嫌じゃない??つまらなくない??
私だったら絶対聞かない
聞いたとしてもその人から買うのかなぁ??
うーーーん買わないとしたら私が性格ゆがんでいるのか??
大学時代の同級生、後輩先輩誰に聞いても
不動産で勤めているって言うと
そ~~~なんだぁ、、、気合入っているね
???
・・・・・・・内心、何気合って??笑
・・・・・そんなイメージ???

聞くと毎日電話かかってきてうざいって
迷惑だって
業務中に何なんだよ、、イメージが悪いって

母親にも良く言われた、
え??あの不動産??よくうちにも電話かかってくるのよぉ~
うちはそんなお金ないですよ~~って
話すと

奥様またまた御冗談をぉ~~

って言われたって

(なかなかセンスがあるじゃん、面白いと思ってしまったけど)

御冗談をって何の冗談、、、、笑

笑ってしまった、

まぁそんなところでイメージが悪いらしいどうやら
入って気づいては遅い私。笑

ただ、テレコールやるつもり全くないですって言ってみた。
まず知り合いを当たってみたいです。って
当時の上司は????という顔をしていたが
私は不動産に対して全く悪いイメージがなく
自分の祖父もたくさん持っていたし
私も将来たくさん持って不動産王になりたかったし

え??みんな不動産持ちたくないの??不動産のからくりとか知りたくないの?

って思っていた。

だから普通に知り合いにまずは当たってみようって思った。

自信満々に知り合いに連絡したが
ことごとく、
返信来ないか、当時ちょうどラインが流行ってきたくらいだったかなぁ
既読スルーか、電話にでない
おやおやおかしい、、、私もしや嫌われてる???笑

びっくりした。
なんか日本人っぽい感じ。徐々にフェードアウト的な感じ??

やんわり断ってくる。。。
なんか嫌な感じ。。。

めちゃくちゃ距離を置かれるようになった。

そりゃあそうか。
今考えたら急に連絡して、不動産屋さんにつとめてるんだけど
不動産の話きかない?ってやってる事テレコールと同じ、、笑

気づいたら同じことしてた。
知ってる番号にかけてるだけ。笑

そんな感じで最悪のスタートダッシュだったんだけども、
実は一か月目の最後に3件申し込みとれたんですよね。

なぜかと言いますと面白い話がありまして。。。


私その謎な身内にテレコールかけるのと同時に

足を使う手段としては、
不動産=お金持ちが買う

そんなイメージを持っていて笑

お金持ちの人脈だったらたくさん持っていたから
かたっぱしから連絡とっていたのね、

あるとき気づいたんだけども
お金持ちって私より物知りなの

私より不動産について知っているのね
だってお金持ちだからそこそこ資産については考えているわけで
彼らが欲しいのは私のなりたての純度マックス不動産知識じゃなくて

熟練のおじさまのここぞとばかりの情報だったの

そこですぐに私の知識じゃあ何ともならないって気づいたの。

ただじゃあどうしたら買ってもらえるのか、、、、
若かった私は元気があったから
熱意じゃない??なんて思っていたわけ

そこで一番オフィスが近かった会社の社長さんに時間作ってもらって
初めて会って断られてから
とりあえず毎日会社に遊びに行くことにしたの
←迷惑な話ですよね、、本当。
今でもたまに連絡とらせていただくけども本当に命の恩人

もうね知識もなかったしテレコールしたくなかったから
社長さんなら毎日お願いしたら一個くらい買ってくれるんじゃないかなって
思ったの。

本当に毎日行った。
社長がアポイント続きで忙しそうなときは
一階のエクセルシオールカフェで本を買いあさって読んで勉強して時間つぶして、帰ってくるタイミングまで待ち伏せした。


もうおっかけ状態、出待ちってやつね。
本当に迷惑な話だごめんなさい。。。。

それを続けて2週間目に

本当にやめてくれ、勘弁してくれって言われたの
そこで、私よりうんとかしこかった社長さんに、

君が勧めてる物件の種類だけどね、多分ターゲットは僕じゃないって
言われたの。
そもそも経営者って現金ならともかくローン組みづらいし
この会社もできたばっかりだし
これってローンを組めることにこの国だと意味があるからサラリーマン向けだよって
家だって経費一部なったりするから僕はそういう考え方すきじゃないからしてないけど、家賃で住んでるし
君が提案すべきは僕みたいなタイプじゃないって
コツコツ資産形成していかなきゃいけないタイプ
僕は経営者でそもそもそういうマインドを持っていないんだって
会社を大きくしたりやりたいことに事業投資してるからって
言われたの。

なんでこんなに私が一語一句覚えてるかって

めちゃくちゃ刺さったから。

わぁお!!!!って感じだった。

これから私がしていかなきゃいけない事が一気にわかった言葉だったし
マーケットそもそも間違えてるっていう
当たり前だけどビジネスの基本ですよね


でも2週間通ったしあきらめきれない当時の私

でも、買ってもらわないと困るんです。
一個くらいあっても邪魔にはならないでしょう?って

←ありえない話だ、、なんてことを私は、、、


いや、困る困らないの話じゃなくて死んでも買わないって言われた

でも買ってもらうまでは通うって決めてしまったのでって
引き下がらない私

もう社長さんも笑っていた

そこで出てきた一言が

じゃあさ、僕じゃなくて僕より適任のサラリーマンの友達とか僕の部下とか確かうちの副社長が、企業する前に4つくらいいいやつ買ってたと思うからもう一個くらい買うかもよ?何人か紹介するから勘弁してくれ

って言われたの、
これが私の原点。


それに追記すると、
私はそれでも引き下がらなかったの、

紹介するってだって自分も買ってないのにまるで嫌なもの押し付けてるみたいじゃないですか、それじゃあ私だったら、自分は持ってないのにすすめてきて
なんで??と思うと、まずは自分が買ってていいものだって思わないとだめだ

って
なんていう生意気且つ空気をよめないやつなんだ、、、、若いってすごいな

そうしたら、社長がじゃあなぜ僕には不向きな商品で、でも勧めるにはこうこうこういった理由だってプレゼンしてやるよ
って言われたんですよね


おぉおおおおおプレゼン付きなら話が変わってくると私は思いました。

そこでじゃあ必ず同席してくださいね

ってなんとも図々しい笑
信じられないですね

それよりもなんてやさしい社長さん、、、
今では会社の規模がかなり大きくなっていて、ずいぶん雲の上の存在になってしまった。。。。。

今でも笑いながら
当時のお前にはお前に対してだったら投資してもいいと思ったよ
面白かった
不動産は買わないけど
って言われる

そこで私は未だに鮮明に覚えている。

5人紹介してもらったのだ

確か1人は忙しい人でスケジュールが合わず、、、だったような??

その4人のうち3人がなんと購入してくれたのです。


びっくりですよね。。本当自分でもびっくり。
私人に恵まれていますね。間違いなく。


3人のお客様が購入してくれたのは間違いなく
その社長の影響力と交渉力と説明の上手さでしょう。

最後に僕は一切責任は負わないので自己判断で、彼女が責任取るので、言われて、すごいプレッシャーになったのを覚えてる。
社長の顔に泥をするわけにはいかないなぁ、、、と
責任持ってお仕事していかなきゃいけないなぁって思ったんですよね。

一回目の社長からの説明はお客様、圧倒されていました。

・・・・はいとりあえずわかりました。

みたいな感じで結構無茶ぶりなパスだったので、

2回目の私のアポイントに来てくれるかどうか不安だったのですが
私はあえて2回目は
一回目のアポイントにかなりストレスを感じているだろうなぁ、、、と思いましたので
極力寄り添うよう努力しました。

その話はまた後日しますね。

とにもかくにも無事3人のお客様から申し込みをいただけたのです。

その時私は


これって、、、、すごい事じゃないかと、、、

(やばい、、、すごい事気づいちゃった!!!!!!!!)
この3人からまた5人紹介をもらう事ができたら
無限ループなのでは???


そこでこのループを無限にどうしたら途切れさせないよう
続けさせられるのか
それを考える毎日でした。
紹介からの紹介からの紹介からの紹介からの紹介からの・・・・・
これを仕組化してブランディングしていけば私は一生困らないのでは??

そんなこんなで私は数年間やってこれたのです。
今も尚、ですが


それが私の営業スタイルになったのです。

それでは紹介の続く紹介とは何なのか
これはまた別のノートで話させていただきます。


今日のところは私の紹介営業が始まったストーリでした!

人生は面白いですね、こんな展開になるとはその当時私は思ってもみなかったです。

あんなに一人の人に執着する事はもう後にも先にもなかったわけですが
若さが勝ったのか、無知が故の強さだったのか

でもあの時本当に粘ってよかったなと心から感じております。

以上私の紹介営業が生まれるまでのストーリーでした!