マネージメントで一番大切な事。


一番大変なのは男女共通
モチベーション管理です。
モチベーション管理で一番大変なのは、
自分もモチベーションが神様ではないので下がるときがあります。
でもそんな事は管理職の私は許されません。
下がっているときに悟られないようにするにはどうしたらいいのか毎日考えていました。
なので下がっているときと上がっているとき職場でださないような常に感情が安定しているように心がけていました。
女優になった気分で毎日演じていました。
徹底する事が大切でそれでこそプロの管理職だと心がけていました。
正直ここまでできないよ、、、って思われるかもしれないのですが
私もそこまでできていたかはわかりません。
ただそのくらい意識してやってみるというのが大切なんじゃないかなと思います。上がアップダウンが激しいと下はついていけません。
動揺してしまいます。なのでなるべくムラがない方が業務効率化のためにはいいです。

なぜかといと、なんだかイライラしていてとか落ち込んでるって下の子たちの目に映っていると、単純に説得力に欠けます。
例えば間違っている事を指摘しても、
いや、あなたがイライラしているからでしょ、
と自分が間違っている事の内容が入ってこないからです。
自分が間違っているから指摘されている
ではなく
イライラしてるからあたられていると思うわけです。
落ち込んでいると映っていると、
落ち込んでいる人にどれだけ褒められても向こうはテンションあがりません。

部下のモチベーション管理は、下がる時間をいかに短くするか
にフォーカスしてました、
上がっているときは勝手にエンジンかかって突き進んでいくのみなので
放置してさらにエンジンを加速させるような
なんか勢いを感じるよ!とか
全ての運を手にしてる感じだね!とか
のってるね!流れが完全にきてるんじゃない?!とか
調子がいい感じのセリフをさらっとかけてあげるだけで大丈夫なんですよね、
そうゆう時って
そうなんですよ!わかります?
とか引っ込み思案なタイプな子も
そうでしょ?そうなんですよと言わんばかりの表情で反応してくれます。
 
問題は下がっているときですよね
下がりはじめているときは様子をまず見ます。
元気ないなってのを感じたら少しだけチラ見程度で様子を見ます。
すぐに反応すると、いちいちうざい、ほっといてくれってそんな気持ちも出てくると思いますので、
自身の力で何とかできそうな感じもなく、
それが長くなりそうな感じだったら
早いうちに手を打って、原因を一緒に追求します。
仕事内容であれば一緒に考えて対策を打ちます。
主観を入れず客観的な意見で、
悪い結果に対しては原因を追究して改善策を立てます。
この時にこうだったからこの結果でそれが続いてるのはこうだから続いてるんじゃないかな、と具体的に伝えます。
そしてテンション下がっているよねって指摘します。
そして自分も下がるときがあるよって味方をします。
普段下がっていることを見せないので効果があります。

仕事内容でなければとにかく聞き手に回って吐き出させます。
反応はあまりしないです。
同情もしなければ、良いとか悪いとかとにかく自分の価値観は棚に置いて
まず徹底的に聞き手に回ってずーっととにかく全部吐き出させるまで聞きます。
それからポジティブな言葉で返してあげます。
最終ゴールは吐き出した後に笑顔が見れたらおしまいです。
すっきりした顔になったらゴールです。
明日からはもうそんな悲しい顔はしないでねってお願いをします。
私のお願いだと思って聞いて欲しいって話をします。
人からお願いされたならしょうがないな引きずるのやめてやろっかなって思ってもらえたらラッキーです。
それくらい強制力がないとどこまでも落ちていきます。
しょうがないなぁ、元気になってやるか
くらいに思ってもらえば万々歳です。

私は社員のアップダウンを毎日色分けして記録をつけていました。
単純なメモ書きなのですが、日々業務や営業の数字管理、行動管理に追われていてなおかつ人数が増えると
モチベーションのアップダウンを頭に記憶するのが難しくなってくるので、メモに記録を取っていました。
すっごく単純なメモで
エクセルの一番左側に呼び名を書いて
一か月の1日から最終日までを横軸にして
赤・黄・青で
赤:モチベーション高め、テンション高め
黄:どちらでもない感じ、普通
青:モチベーション下がっている、元気ない
升を色で塗りつぶして埋めていくだけのメモです。
ただ
一か月終わると真っ赤になったり真っ青になったり
色々面白いデータが取れるので、活用したり記録に残すにはわかりやすくてよかったと思います。
ぜひやってみてください。


仕事でのモチベーション管理は必須ですよね、それはどこの部署でも同じじゃないかなと思います。特に営業のモチベーション管理は数字の管理と言っても良いほど比例してきますので大切ですよね。
下がっていれば仕事の調子も下がるし
上がっていれば仕事の調子も上がっていくものなので
当然つねに上がっていればいいのですが、、、
そんな事は絶対に無理なので
下がっている時間を何とか短くするのが最善策です。

いいチーム、数字が出てるチームは総じて、
いい雰囲気ですよね。いい雰囲気ってものすごく抽象的な表現なのですが
管理職の心の安定、アップダウンのなさはいい雰囲気を作り出します。
自分の心の安定を日々鍛錬して私は徹底して磨き上げる努力をしていました。
自分があまり下がる事がなければ、下の上がってる下がってるも常にチェックできますからね。
日々修行ですね。修行続けているとある時いきなりどんぶりみたいな器を手にいれる瞬間があり、全く下がる事がなくなった時期がありました。
自分が下がることがいかに下の子たちのモチベーション、チームの数字に反映されるかを考え続けたら下がる事が腹の底から無駄であると腹おちしてそれ以降なくなりました。
みなさんも頑張ってみてください。