いつにないフレーム

帰りの列車 君はいつになく ふりかえる
何度も手を振っている
その手のひらき ひじの高さ
僕は窓越しに君をみている
君とまわったこの街のあかりに
靴の音がゆっくり響く 
次第に細長くなる影 

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