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かじって調べる

雨が降るたびに涼しくなっています。
今日も10時ごろからぽつぽつと雨が降っています。

竹の箸を作成している親子さん。
雨が降る前に完成させなきゃ!と話をしていましたが、
集中すると手が止まりません。
軒下に移動し、納得のいくお箸を目指して完成させました。
竹の屑の多さで、こだわりの箸の作業量がうかがえますね。

軽く細く持ちやすい箸でした

さて、午後も雨はやみません。
空が灰色なので、秋の実りがよく目立ちます。
「柿」です。

センターにはジャングルジムのすぐ横にある柿の木と、
道をはさんでもう1本、たわわに実った柿を下げる木があります。

こちらはみなさんもよく目にする柿の木

実はこの背の高い柿の木、甘柿か渋柿か分かる人が居らず。
鳥もまだ食べに来ていない様子。
渋柿だったら干し柿を作りたい、という欲もありましたので、調べてみることにしました。
どうやってしらべるか…それは、かじってみる!です。

秋の色
実が重いのか、枝が下まで下がっています

1つもいでかじってみました。
甘い!!
甘柿のようです。少々残念な気持ちになった職員でした。

程よいものを選びました
どの枝もこのサイズの柿がなっています。小ぶりです。
タオルで磨いてみることに
ぴかぴかになりました。美しいですね。
切断面はこのようになっています。
種が大きいですが、実はとても甘いです

こちらは「禅寺丸柿」ではないかと思われます。
禅寺丸柿は、センターからほど近い場所の山中で発見された、日本最古の甘柿とされるそうで、小ぶりで甘く、種が大きいのが特徴とのことです。

私が最初にかじった柿は果皮ぎりぎりまで種が大きく育っていました。
渋みを感じなかったのは、そのおかげかもしれません。
果肉にゴマ状の斑点がはいると食べごろとのこと。
丁度良い柿を齧れたようで、良かったです。

きっともう少し熟すと、森の鳥たちがこぞって食べにやってくるでしょう。
雨の日に良い発見をしました。
(梅田)




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