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多重債務者の無責任さと醜態に呆れたって話

「責任感はないのだろうか?」 「醜態を晒すオヤジにムカついたけどファミマのおにぎりを食ってるの姿で許した」

そんなことを思った話を書いてみよう。

 先日の水曜日、オッサンZOOの第二話を撮るべくモンキーと会った。 内容は反省会と次回のネタ決め。 先日のnoteでも綴ったが、一本目はひどいモノだった。 見てもらったのが申し訳ないくらい内容がない駄作以下の駄作。 だからこそ2話目は勝負になる。 

 ボクはTwitterとYOUTUBEのアナリティクスを解析し、今後の方向性と内容のブラッシュアップを用意して会議室兼スタジオ兼ボクの自室へと臨んだ。

・年上にガチ説教をした結果

 久しぶりにプライベートで会うモンキーは相変わらずヘラヘラしていた。

 ファミマで買った一個100円のおにぎりを食べながら「出来てない辺りが面白かっただろ?」と言わんばかりのフワフワした受け答えだった。

 ボクは彼を詰めた。 撮影外でも詰めた。あなたは何を視聴者の方に伝えたいのか? あなたの面白さは何だ? 今後どうしたいのだ? そもそもあなたは借金を返したいと本気でおもってないんじゃないのか?などと論理的に。 

 無意識で人格否定もしていたかもしれない。 自分の過失を考えたらキリがないが、とりあえずの結果がこれだ。



完璧にいじけてしまった。 


・なんなんだこの45歳は

 「だってさー撮影内容を聞いてないよー」じゃない。 前から言ってたし、あなたがほめてくれるボクのnoteにも書いているだろ。 

 「なんでそんなにフワフワしてるんだ? ノーガードは極めて高い拳闘センスを持つメイフェザーや矢吹丈だから出来るんだ。 まともなもん食ってないのに最近腹が出てきちゃったとか言ってるモンキーに出来るわけ無いだろ!」 

 そんな汚い言葉で罵倒したくなるような醜態だ。 面白くもなければ可愛くもない。 

 醜態と書いて醜い態度、直視に耐えられないおぞましさ。 ある意味これもコンテンツになるんじゃないか? そんなことが頭をよぎったが、誰もハッピーにならなそうなので考えるのを止めた。 

 真摯に最短で真っ直ぐに彼を詰めた結果、彼は第三話の撮影日までに構成をきちんと考えて来ると言った。 その場で荒いリハをしてもらって、ダメ出しをしたので、きっと反映して作ってくるだろう……きっと。 作ってこなかったら、そのまま醜態を世界中に流して再度詰めるだけだ。

・動画を出した以上バズらせる責任がある

 そんなわけで、前回の動画の反省と演者としてのスタンスへの説教、彼が次に挑むネタを宣言したのが第二話だ。 人によっては不快感を感じてしまうかもしれない。 しかし、ボクなりにモンキーに真摯に接している様子が写っている。

 ボクはプロデューサーとして、モンキーをバズらせる責任がある。 それがあるから彼に色々とダメ出しもしているし、嫌がることもさせている。 しかし、これが世間に受け入れられないものであるならば、モンキーの価値を下げることになるし、視聴者の方の貴重な時間をムダにしてしまうし、ボクは暗闇の中で徒手空拳を続けなければいけない。 

 そんな時に視聴者の方にアドバイスや指摘をしてもらえたら、動画作りの参考になるが、それは現時点のサンプルケースが少なすぎるし、高望みすぎる甘えだろう。 とにかく作って出すしかない。 

・ボクが出来ることなんて2つしかない

 ボクらはYOUTUBEという流氷だらけの大海に、自分たちの面白さだけを頼り舵を切った。 コンパスも灯りも持たずに。 

現時点で、彼にボクが出来ることなんて2つしかない。

1 モンキーの魅力を視聴者に分かりやすく伝えること。 

2 モンキー自身が自分の魅力や自省の方法が分かってないので、それらを見つけるきっかけ作りをすること。 

 この2点だけだ。 この結果を数値化できるのはSNSならではの魅力だと思っているし、この2つをクリアできたとき、ボクはすごい成長が出来る気がする。 

 何はともあれ素材は撮った。 後は編集をして出すだけだ。 土日で編集して出そうと思っている。 この記事を見て、もし時間を割いてボクらの動画を見て頂けるなら嬉しい。

 そんなことを考えながら記事を書いていたら、ファミマのおにぎりを美味しそうに食3つも平らげていたモンキーが可愛く思えてきた。 いや、ボクの分を買ってこなかったからやっぱり可愛くない。


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