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26.「東京で大学生活を送って得られたモノ」

こんばんは。雪が降ってもおかしくない寒さを感じていよいよ身の危険を感じているくろぎです。昼にマック食べようと思ったけどあまりにも寒すぎてそこまでたどり着けず、近くにあったコンビニに入店して麻婆豆腐丼買ってしまった。敗北。

本日のお題はこちら。

大学生活で得られた貴重なモノ、東京での大学生活か〜〜〜〜。
いろいろ書けそうで意外と書けない気がしている。

「早稲田で過ごした4年間」に出会った人と価値観が貴重だった

これは卒業式当時の朝に撮ってもらったくろぎです。大隈重信との最初で最後のツーショット😭

この卒業式の時の髪飾り、事変の遭難みがあって好きなんですよね。花の大きさ段違いだけど。早朝の着付けを終えて馬場歩きしながら撮ったから背景死んでるけど。細かいことは気にしてはいけない。

はい、脱線しました。上の画像とか自己紹介とか過去記事の通り、私は早稲田大学を卒業しています。早稲田を目指した理由はいろいろあります。

元々キラキラ女子大生()に憧れていたのでそれこそ高3の春頃とかは青山学院大学の総合文化政策学部がいいな〜って思ってたんですが、早稲田卒の教頭兼国語教員に「お前は雑草みたいな学校の方が似合ってるから絶対早稲田の方が良い。青学行っても浮くぞ」って言われたのも一つ。

あと、壊滅的に苦手だった英語がちょっとずつ成績がマシになったことで全体の成績が底上げされ(どんだけ足引っ張ってたんだ)、某模試で文系の全国3位を取ってしまったことで「もしかしたら私早稲田いけるんちゃう〜〜〜!?!?!いくか〜〜!?!?」って感じで高3の夏頃に調子乗って正式に第一志望にランクアップしたみたいな感じもそこそこ大きな転機でした。

まあでもやっぱり一番は単純明快で、早稲田が一番「めちゃくちゃ楽しそう」だったからです。日本全国からいろんなバックグラウンドを持った一癖も二癖もある優秀な人たちが集まってきて、本当に多種多様な人が一人一人自由気ままに生きているような、ごった煮のような大学だなっていうイメージがあったんですよね。そういうところで大学生活送れたら絶対面白いじゃん、みたいな簡単な理由ですね。

怒られるかもしれませんが、そもそも私が大学に進学しようと思ったのは「この学問を究めたい!」みたいな殊勝な気持ちがあったというよりかは社会人になるまでの4年間のモラトリアムを満喫したかったのが大きかったです、正直。

大学4年間を思うがままに過ごしながら、卒業した後にどんな感じて生きていくか、その選択肢と視野を広げるための期間だと捉えていました。

で、実際に早稲田に入学した後、私がやったことは

・1限絶起(5億年ぶりに使ったなこの単語)
・4年間同じメンバーでバンドを組んだサークル活動
・タバコの煙が苦手なことと自身の社会不適合さを実感した数多の接客バイト
・高校生と雑談しながら大学受験のアドバイスをする複数の学習系バイト
・今働いている業界に興味を持つきっかけになったWebライターの長期インターン
・ほろ苦い恋愛のあれこれ(?)
・外れゼミから逃れるべく新設ゼミに転ゼミし、形だけのゼミ長に就任
・可もなく不可もないGPAでストレート卒業

でした。多分もっと色々あったかもしれないけど。これでこう思った人もいるのではないでしょうか。

「早稲田じゃなくてもこのキャンパスライフ、できそうじゃね?」

そうなんです。キャンパスライフ自体は本当に、何の変哲も無いものだったと思います。別に、早稲田だとか都内の大学だとか関係なく、どの大学に入学していたとしても送ることができた、ありふれた4年間だったなぁと振り返って思います。

ただ、そのありふれた大学生活を早稲田・高田馬場の地で、自分とシンパシーを感じるような、どこか訳ありで恐ろしくダメな一面を兼ね備えつつ、ここぞという時の思慮深さと賢さがきらりと光るような、愉快なフレンズたちと過ごせたことそのものが早稲田じゃないと得られなかった日々だったなぁと思い、ホロリとしちゃいますね。

良い意味で普通の人がいないんですよね、早稲田って。みんな何かしら癖が強かったなぁと思う。自分は今日に至るまで、何か大きな挫折を乗り越えてきた経験とか、100発100中で爆笑を誘えるようなエピソードとかがないんですよね。穏やかな海をそのまま順調に泳いできた感じの人間なので深みのある人生を送ってきたとは思ってなくて、なんだか引き出しの少ない、面白みのない人間だなって思うことが結構あって、それがちょっとコンプレックスだったりします。だから一層早稲田に通ってた時はとにかく周囲の人間から刺激を受けることが多くて、楽しかったですね。自分にはないものを持ってる人だらけで、「さすがだなぁ」って思うことが一番多かった環境だったかも。

そういう人が多かったからなのか、お互いをお互いのまま認めて共存するみたいなスタンスがめちゃくちゃ大学全体にあったのも居心地よかったなぁ。「それはやばくない?」「え〜、ちょっと無理かも」って否定する人が誰もいなかった気がする、そういえば。
「へ〜やべぇww面白いじゃん」とか、「お前らしくていいと思う」みたいな、個の尊重が最も上手に築けていたなぁと思う。決して無責任な肯定じゃない、っていうのも温かい。

だから、いろんな価値観に触れた時期だった。価値観っていいとか悪いとかラベリングするものではないけど、時には相手に幻滅したり引いたりしたようなこともあったなぁ。でも、そういう拒否反応を示してしまうような、私のなかに存在し得ないような価値観にも大学生のうちに触れられたことで「自分が正解じゃないし、本当に世の中にはいろんな人がいるんだなぁ」っていうことを学べました。

こんな感じだったから大学に入ってからめちゃくちゃいろんなものとか人に対して寛容になった自信がある。高校までは「〜〜はこうあるべき」みたいな、石頭みたいな考えが結構強かったけど、今は何か新しいものや想定外のリアクションと対面した時に「あ〜そっちのパターンか〜!」みたいに、一旦受け止めるクッション性が身についた気がする。

早稲田は他の大学と比較しても学生の数が多いし、基本早稲田、西早稲田にキャンパスが集まってるし(スポ科と人科は所沢だったからまじで接点なかったけど……)、地方から出てくる学生の割合も多いし、多様な価値観に触れるっていう部分において他の大学よりも質が良かったのかも、と思います。

あとはこれは卒業後に結構実感するんですが、会話レベルが一致する人がとっても多かったです、早稲田は。興味関心っていう部分もそうだし、ちょっとした笑いを狙った文脈上の表現を受け取るのに必要な前提知識というか、教養とまでは言わないけど、そういう土壌を同じレベルで共有している感覚が強かったなぁと思います。

私が上記の経験を得たのがたまたま早稲田だっただけで、おそらく同じような経験を他の大学でも得た人はかなり多いんじゃないかな、と思います。

大学って、入ってしまえばあとはキャンパスライフの中身とか得られる経験って結構似たり寄ったりなんじゃないかなと思うので。

学生の色が大学ごとに見た時の最大にして唯一の違いかな、と思います。その点で、早稲田の学生の色が私にはめちゃくちゃ心地よかったという思い出ですね。

「東京」は集まる人の数だけ機会がある、っていうのが唯一の強み

もう一つ、「東京の大学生活だからこそ得られたもの」っていう部分ですね。

正直、大学生活は地方だろうが都内だろうが、得られる経験の根本はそこまで変わらないんじゃないかな、と思っています。
※これは私が中学から大学まで都内の学校に通っているからそう言えるんだ、本当の地方の大学に行ったら違いがわかるって言われるかもしれませんが……

ただ、これは大学に限らず就職とか諸々の面でも同じことが言えますが、地方と東京を比較した時に東京を選ぶ人が多いのはなぜか?という部分を考えると、見出しの内容になるんじゃないかなと思います。

東京はやっぱり人が集まってくるじゃないですか。それが全てだと思います。

人が集まってくる場所にはそれだけいろんな出会いを生み出し、機会を創出し、新しい何かと遭遇できる確率が高い。

それだけだと思います。

地方よりも、出会える人の幅が広がる。
地方よりも、価値観の幅が広がる。
地方よりも、競争の幅が広がる。
地方よりも、チャンスが増える。

ただ、都内でそれらを活かすことができる人はおそらく地方の大学・企業に進学・就職したとしても充実した生活を送れるでしょうし、都内にいても目の前の機会に気づかず無為に過ごす人もいるので、結局はその人一人一人の生き方とか姿勢とか、好奇心とアンテナ感度が全てだと思います!

これって質問の答えになっていますかね、ですがこれが私が大学生活で得たモノかな、と思います!

ラブ早稲田。校歌歌えないし学会行ったことないけど(永久追放)

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