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48.「恋人にどう思われているか不安。気にしない方法は?」

こんばんは。くろぎです。ぽふぽふもふもふのホットケーキが食べたいなと思っていたら夜になっていました。

そして東京事変の闇なる白、最初聴いたときはほーんって感じだったんですが、今じわじわと再生回数が増えてきている。事変に限らずだけど、本当にライブ行きたいなぁってめちゃくちゃ思う。

さて、本日のお題はこちら。

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いろんな人の見解が聞きたいですねこのお題は。

私の持論でこの投稿者さんの悩みを解決できる自信は正直全くないんですが、いきましょうか。。。

恋愛における不安はコミュニケーション不足に帰結する

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ごく一般的な考え方で語るのであれば、「恋人関係にある」という事実そのものが両者の間には互いのことを恋人たらしめるなんらかの好意が存在していることと同義だと捉えています。
なので、相手から明確に「~~なところは好きじゃない」とか、「別れ」を伝えられていない以上、相手が自分のことをどう思っているのか分からない(=ネガティブな感情を向けられているのではないかと不安になる)という事態は起こりうるわけないんですよね。

めっちゃ極論ですが、特段相手からモヤモヤとか不安とか不満とかの開示がないまま恋人関係が継続されているのであれば、それがそのまんま相手の気持ちの表明なんじゃないですか?ということです。

ただ、ですよ。人と人の関係はそう簡単な話じゃないことも痛いほど理解しています。それこそ、本当はもう好意なんてないのに別れ話をするのがめんどくさくてずるずる関係を続けているだけとかザラにある話だと思うし、お互いの「恋人」という存在の、生活の中での位置づけや優先度にズレがあることで違和感や不安を感じている人もいるかもしれないし、口では好きって言ってくれるけど本当にそうなのか安心できない、とか腐るほどそういう話は出てくると思います。

結局、どういうケースであれ相手とのコミュニケーション(広義)があなたにとって満足のいくレベルで取れていないから不安になる、っていうのが全てだと思っています。

会話やら話し合いはもちろん、スキンシップやら愛情表現とか、諸々含めて何かが足りていないからあなたは相手の自分に対する気持ち(=好意)を信頼し、安心することが出来ていないということです。

他人との関係の問題である以上、一人で全てを察する・自己完結することは不可能

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もう少し付け加えると、特に恋愛って「普通、恋人がいるなら~~する」のような固定観念によるトラブルが他の人間関係と比較しても顕著に目立っていると思っていて、今も世界中のどこかで0.5秒に1回、無用なすれ違いが発生している勢いだと思うんですよ(これを言ったらおしまいですが記事冒頭で話した、「恋人関係なら両者の間に好意が存在する」という前提すらも固定観念に囚われていると考える人もいるかもしれない)。

私はこの固定観念の存在があるからこそ、不安のタネが尽きないと思っています。なんというか、誰の目から見ても明らかに相手の言動がやばいことが理由でこちらを不安にさせているようなケースも当然ありますよ?
そうではなく、自分の内側から勝手にどんどん不安が生まれてくる場合は、自分の固定観念で良しとしている恋人像と相手の在り方が合致していないということが多いと思っています。

つまり、コミュニケーション不足による不安というのは、自分の中にある「私のことが本当に好きなら~~なはずなのに(相手はそうではない)」のような、知らない間に形成された固定観念と目の前にいる相手との間にある乖離の理由を確認することが出来ていない状態のことです。

この場合、解決する方法は一つのみ。相手に聞くしかないと思っています。だって、自分とは考え方も価値観も全く異なる他人と対峙しているからこそ、何かしらが理解できずに不安が生じているわけですよね?自分の常識でいくら考えて答えを出そうとしてもそれは仮説の域を超えることはないですし、仮にそこのズレが関係を続けていくには致命的な問題だった場合、見て見ぬふり、もしくは自分一人でこれが最善の解決策だ、と思い込んで取った自己完結型アクションが遅効性の毒として効いてくることもあると思っています。

要するに、恋人関係において生じた不安や問題を一人で処理することは無理だということです。程度に差はあれど、2人で向き合わないことには根本的な解決、もしくは落としどころを見つけて互いがある程度納得できる状態には持っていけないということです。

コミュニケーションを通し、相手の主義主張を理解することで自分の中にあった固定観念の存在に初めて気づける人もいるでしょうし、それに囚われていることが無意味であることを実感さえできれば、不安が一気に解消されることもあると思います。

補足:相手に指摘しないでやり過ごすのが平和だと思ってたら結局ダメだった話

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ここでちょっと視点を変えてコミュニケーション不足の実例を話せればと思います。何を隠そう私はかなり自己完結してしまうクセがあります。たった今自己完結しても意味ないって話したばっかりですが。。。

過去の話ですが、当時の彼氏から「彼女なんだから~~してよ」「彼女だったら~~~出来るのが当然なのになんでくろぎは出来ないの?」っていう感じの要求をされたことが何度かあったんですね。具体的な内容は伏せますが、それは「くろぎ」という人物が好きだからこそ現状と理想をすり合わせようと互いが努力するための指摘ではなく、「理想の彼女像」から私がズレていることが気に食わないから一方的に「相手の正解」を押し付けているな、と思えるようなものだったんですね。

こういう要求をされた時、かなりの違和感を覚えたものの、最初の数回は(全くもって納得はいかないけどどうせ相手に自分の考えを言ったところで理解してくれなさそうだし、言われたことを相手に合わせさえすれば丸く収まるし別にいいか)というやり過ごしのスタンスで自己完結させたんですよね。これ、めちゃくちゃ最悪な対処法だったと思います。

まず、「相手に伝えても理解してくれなさそう」って思っている時点でアレですよね。相手が自分の考えを理解する寛大さ、余地、柔軟性、余裕がないということをどこかで気づいていて、対等に会話することを諦めているわけです(そう思ってしまうような出来事がすでにあった)。そもそも、他人と恋人関係になる以上、価値観やら考え方の違いに直面したときに(話せばある一定は理解してくれるだろう)っていう信頼を相手に寄せられない、もしくは相手にそう思わせられないのは結構不健全だと思っています。

当時の私はそう思いつつも見て見ぬふりすることを選んだのです。自分が現状を理解したうえで、相手の要求を飲む大人の対応をすれば過度なエネルギーを消費する衝突を起こすことはないし、大事になることはないと思っていたのです。

ですが、結局これは数か月後に限界を迎えました。
やり過ごしてしまった分の反動が倍以上になって帰ってきたのです。

私が相手にちゃんと伝えるべき指摘も不満も伝えなかったことで、相手の要求がエスカレートするとともに、普段の会話の節々から「俺の方が頭良いし忙しいんだからそっちが俺に合わせるのが当然」というのが透けて見えるようになりました。

さすがにそのタイミングで話し合いの場を設け、長期間相手に伝えてこなかった自分の考えを相手に包み隠さず話したのです。しかし、今まで特に文句を言わず言うことを聞いていた私がまさかそういうことを考えていたとは思っていなかったらしく、「俺の考えが絶対に正しいし、友人もそう言ってるのになんで理解しないんだ」「俺の方が悩んでて苦しい」「本当に俺のことが好きならそんなこと言わないはずだ」(要約)など、俺がOREがオレが~~~~~~!!!!モードに相手が突入してしまったんですね。

で、いくらこっちが冷静に話し合いのスタンスで相手に向き合っても感情論でしか返事をしてこなくなったので、別れたいと伝えたものの拒絶され、結局実際に別れるまでに2か月、当日も6時間「俺が正しいのに、俺がフラれるのおかしくない?」で粘られるという泥沼な過去がありました。

おそらく、私が適宜ちゃんとしたタイミングで相手に自分の考えを伝えて違和感を解消することが出来ていれば相互理解が深まってちゃんと対等に話し合いながら付き合い続けることができたかもしれないし、仮に同じことが原因で別れることになってたとしても、相手への尊重の気持ちが残ったまま、静かに関係を終わらせることが出来たのではないかと思っています。

つまり、見て見ぬふりで問題の根本的な解決はできず、むしろ「めんどうごとは嫌だな」と思っていた時以上に厄介な状況に陥ってしまい、お互いが必要以上に疲弊したり傷つくかもしれないということが言いたいのです。

元彼目線で見れば私のような自己完結型の恋人は「今まで何も言ってこなかったから特に自分に対して不満がないものだと思ってたのに、急に本心を開示して裏切ってきた」ように見えたかもしれません。それなら最初から言ってよ、もっと早くに言ってくれれば理解しようとしたしこっちも努力したのに、って思うかもしれません(それが実際に出来るか出来ないかは置いといて。たらればの可能性が後出しで出てくることほどめんどくさいことはない)。そういう面で、私も相手のことを傷つけたのは間違いないでしょう。

私と同じように自己完結でやり過ごしている人にも、ある程度心当たりのある話ではないかと思います。。。

相手を傷つけたくないから、困らせたくないから、自分だけ我慢すればいいから、めんどうごとは嫌だから、という気持ちで抱え込むことが一番恋人を信頼していないことの表れでもあると最近思うようになっています。

とはいえ、いまだに私は相手にぶつけると大きく関係性が変わりそうで怖いものになるとどうしても抱えようとするし、逆になんでもかんでも相手に全部伝えるのが優しさとも限らないので難しいですけどね。。。頭でっかちに色々考えすぎなきらいはあるのでいい感じの考え方を知りたい。

あなたの考えと一緒に要望を添えるのが一番理解し合える余地がある

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脱線しました。お題に戻りましょう

相手とコミュニケーションを図ることが唯一の解決策だと提示しましたが、むやみやたらに自分の不満やわがままを一方的に相手にぶつけることはコミュニケーションではないということは注意しましょう。

相手にいきなり「私のこと本当に好きなの?」「私のこと好きなら毎日好きって言って」のようにあなたの疑問や要求をぶつける前に、どのような状態であれば自分は相手の愛情を信じることが出来るのかを考えましょう。
そして、現状とその状態の間に乖離は何なのか、そこの部分を含めて恋人に伝えるようにした方が、2人の間にある「好きの証明」の認識の差異に左右されない解決法に辿り着くのではないかと思っています。

例えば、

一緒にいるときは楽しいけど恋人の方から「好き」「会いたい」といった意思表示を一切してくれないから、自分の一方通行な気持ちに合わせてくれているだけなんじゃないかと思って不安

ということであれば、

あなたの恋人像の理想像→「自発的に愛情表現をしてくれる」
現実の恋人→「愛情表現をしない」

になるわけですよね。で、大事なのは、恋人は「わざわざ言葉にしなくても互いに気持ちを理解し合っている」と考えているかもしれない、という視点を持つことです。そういう恋人だった場合、「好きってそっちからも伝えてほしい」とだけ伝えた場合、「それだと言わされた感あるから意味ないし、言葉の重みがなくなりそうだし、そもそも好きだから付き合ってるのになんでわざわざ言わないといけないんだ……?」と、愛情表現の前提が異なっているため疑問が生まれる可能性もあります(すんなり分かった、って言う人もおそらくいます)。

なので、

「私は気持ちは口に出さないと無いものと同じだと思っているから、実は最近ちょっと不安なんだよね。たまにでいいからそっちも好きっていってくれるとすごく安心するから言ってほしいな~!」

みたいな形で、こちらの考えと一緒に要求をやわらか~~く伝えたほうが相手も理解の余地があると思っています。

恋人も別にあなたに意地悪がしたいわけではなく、あなたのような考えや発想がそもそもなく、その部分で悩んでいる可能性があることに気づけていないだけということが多い気がしています。

「あぁ、そういう考え方もあるのか!」って気づかせることが恋人間の話し合いにおける一番大事なことだと思うんですよね。

なので、それを意識したコミュニケーションを取れば相互理解が促進されますし、よっぽど自己中で恋人に対してもう好意がないとかではない限り、最大限のアクションを起こそうと努力してくれると思います。

コミュニケーションを取ろうとしても拒絶されたらどうしようね(゜.゜)

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ここまで話してから不安にさせるようなことを投げて恐縮ですが、「恋人と話し合うのっていやだな~」っていう逃げ腰の人は一定数いると思っていて、そういう人が相手だった場合はこのコミュニケーション不足の解決ってどうすればいいんだろうと思いますね。

相手がそもそもコミュニケーション不足を自覚していないか、話し合っても分かり合うなんて無理だから無駄と思っているのか、結局のところ恋人としっかり向き合っていないからおざなりな扱いになってしまうのか、話し合いをすると相手が感情的になって面倒ごとになりそうだからなるべく避けたい、とか色々あると思いますが……

そこの意識の差こそが最も問題だとは思うものの、未熟な私はそこをどう埋めるべきなのかという術まではまだ語れるほどの仮説を持っていない……

圧倒的に自分に自信を持つのが最強の解決法な気がしている

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そういうことも踏まえると、やっぱり最終的に辿り着くのは自分に自信を持つことだと思うんですよね。多分、その域に到達している人であれば相手が自分のことをどう思っているか気にすることってだいぶ減ると思っている。

愛情表現がなかろうが、最近LINEの頻度が減ろうが、他の異性の影が見えようが、自分に自信さえあれば「ま~~~なんだかんだ言って相手にとって一番大事な存在は私だろうな。だって私こんなに最高の彼女だし。」っていう結論に勝手に辿り着いて勝手に安心して、それで終わりなんですよね。私もそのマインドを早く手に入れたいと常々思っている。

自分自身に自信を持つこともそうですし、明確な問題があるわけではなく、ただ自分ばかりが漠然と不安になっている気がする、ということであれば恋人と一緒に過ごしている時間を信じるっていうのも馬鹿に出来ないと思います。一緒にいる時楽しいならそれが何よりだと思うんですよね。それ以外何を悩むことがあるんだ?くらいの単純な思考でいたほうが、もし「相手の気持ちが分からない」という悩みが自分の悩みすぎ、杞憂だった場合に精神衛生上幸せに過ごせる時間が増える気がしています。

恋人といえども相手のことを100%把握しきることなんて無理なので、ちょっと分からないことがあったからといってその都度不安になってたらしゃーないです。もしそれが相手に聞けそうなことであれば聞けばいいし、自分の考えも伝えながらお互いのペースで理解していくようにするのが一番確実かと思います。

私も頑張ります(?)

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